【知ってる？】フレイル予防 食事摂取基準2020年版案のポイントに
厚労省は現在、2020年から2024年の5年間に用いられる「日本人の食事摂取基準（2020年版）」について検討しています。今回、改正ポイントとして注目されているのが高齢者のフレイル対策で、たんぱく質の目標量の下限値が引き上げられました。2015年版では、50歳以上の男女の目標量は13〜20％エネルギー（総エネルギー摂取量に占める割合）ですが、2020年版の案では、50〜64歳→14〜20％エネルギー、65〜74歳→15〜20％エネルギー、75歳以上→15〜20％エネルギーと下限値が１、２ポイント高くなっています。老化に伴う様々な機能低下予防に良質のたんぱく質の摂取は欠かせませんが、改めて食事摂取基準でも強調されたということでしょう。Jミルクではこれまでも高齢者の健康と牛乳について情報提供をしており、フレイル予防についても冊子で触れています。これを機にどうぞお読みください。
■厚労省 食事摂取基準2020年版案（たんぱく質はp125）
https://www.mhlw.go.jp/...content/10901000/000482088.pdf
■Jミルク：高齢者の健康と牛乳
http://www.j-milk.jp/tool/hodo/berohe000000m7gl.html
