『夫への私情に振り回されることなく

冷静かつ戦略的に自分の人生を取り戻す』

 

このように

 

自制心を働かせて

粛々と動いてはおりましたが

 

ふとした瞬間に思い出す

夫への想いに苦しめられておりましたあせる

 

 

 

特に、不倫が発覚してから

自分で見聞きした相手女性との情事…

 

証拠集めのために仕掛けた

ボイスレコーダーや防犯カメラで

 

『どんな行為に耽っていたか

どんな快楽を貪りあっていたか

どんな愛の言葉を囁き合っていたか』

 

生々しい乱れた息遣いや

耳を塞ぎたくなる絶頂の瞬間までも

 

はっきりと確認せざるをえず

 

苦しみながらもなんとか

記憶の底に沈めておりましたので

 

 

普段は意識の表面に浮上してこぬよう

固く固く封印していた分

 

何かの拍子に記憶の扉が開いたら

一気にフラッシュバック滝汗

 

 

 

悲しい悔しい情けない惨め…

 

何という名で呼べばよいのか分からぬ

ぐじゃぐじゃな感情が溢れてきて

 

過呼吸気味に嗚咽するような

泣き方を止めることができない…

 

そんな時間も存在していました

 

 

 

 

冷静に対処する一方で

 

『本当は一直線に有罪にしてやりたい』

『共倒れになってでも不幸してやりたい』

 

偽らざる本当の気持ちは

こんなにもストレートなものでした

 

ドロドロした復讐心が膨れ上がって

今にも暴れ出しそうな不安定な心情を抱え

 

冷静さと復讐心に揺れ動きながら

自分との闘いでもありました

 

 

 

あんなにもとろけるような表情で

私だけを求めてくれていたのに

 

私を都合よく消費し続ける一方

夫は自分だけ楽をして

 

狂ったような性欲と

劣等感の穴埋めに没頭していた

 

 

私は『夫に選ばれた』と思っていたのに

 

太ってても痩せてても

若くてもそうでなくても

 

自分を妄信的に受け入れるなら

相手は誰でも良かった 

 

私を知り尽くした上で

妻として娶り傷つけた夫が憎かった 

 

私の人生に関わってほしくなかった

 

 

そして

 

自分をすぐに差し出してしまう

底辺根性の自分が恨めしかった

 

もっと私が自信に満ち溢れていて

少し好かれただけではビクともせずに

自分を安売りすることもなかったら

 

30代前半までの大切な時期を

もっと自分のために使えたのに

 

別の幸せな結婚も

あったかもしれないのに・・・

 

 

 

”離婚は双方に責任があるもの”

そう頭では分かっていても

 

傷つけられた自尊心と失った時間を

夫のせいにせずはいられない心境でした

 

 

 

もし私が

20代の若さと純粋さを持っていたら

 

夫から壮大な復讐をされるとしても

 

『有罪送りにする』という選択肢しか

目に入らなかったと思います

 

 


だけれど、人生は長い

 

20代の若さ溢れるうちは

『毎日ドキドキしていたい!』と

後先関係なく感情に行動を託していましたが

 

ドラマチックな出来事は

童話やドラマだからこそ見ごたえがある

 

けれど、現実では

 

平和で誠実な毎日を積み重ねこそが

幸せな将来への貯金になることを

 

今ではよく理解しています

 

 

 

弁護士から

この告訴状の着地点の確認があった夜も

 

宿泊先である安民宿の片隅で

 

発作のように起こる

フラッシュバックに苦しみながら

 

”今は、心ではなく頭に任せよう

どうしても有罪にしたくなった時には

20日間の勾留期限内に決めることができる

主導権は今こちらにあるのだから…”

 

そう何度も言い聞かせるように呟いて

なんとか自分を保っておりました

 

同時に

 

私がこんなにも苦しんでいる時

夫も留置場で同じように苦しんでいる

 

その思いが

私の唯一の救いとなっておりました

 

ロクでもない夫婦でございますあせる



 

『夫の苦しみを想うと

私の苦しみが軽くなる』

 

だから

 

一刻も早く夫の状況が知りたいと

心は逸るばかりだったのです

 

 

そんな私への第二の朗報は

 

この翌日に弁護士から伝え聞いた

夫の現状だったのでございました

 

 

 

 

昨日の『南海トラフ地震臨時情報』を受けて

各自治体が”災害への備え”を呼びかけおり

夜勤の出勤前に賞味期限や作動確認をしました不安

 

東日本大震災で被災地にいた時には

復旧までに電気3日、水5日、ガス1か月半もかかり

 

備えておけばと後悔した物がたくさんでした

 

参考になるか分かりませんが

震災経験からの私のランキングは・・・

 

1位 トイレ

住居の配管が損傷して流水できず臨時トイレへ

しかし吐気がする程の臭い・汚さで心が折れましたあせる

 

2位 充電用バッテリー

災害時ほど情報が命だけど電池はすぐに減ります

何が起こっているか分からず不安が煽られましたし

情報難民になると不利益を被ってしまうのが怖い

停電時のために手回し&ソーラー充電可を買いました

 

3位 食料

避難所では水よりも食料が争奪戦でした

そんな中「唐揚げ二個千円」を売りにくる業者も…

買ってたまるか!と思いつつ空腹で惨めな気持ちにあせる

 

いくつか試食した中でパンはこちらが美味でした 

 

ストレス時は脳を守るためにも甘味も大事!

被災3日目にお差し入れでいただいた「どら焼き」

食べた瞬間に体を巡った幸福感は忘れられません悲しい

 

私はカセットコンロも鍋用に常備して

炊飯・ラーメンも作れるようにしています

 

4位 ランタン

懐中電灯は持っていましたが不便でした

ランタンは吊るして部屋全体を明るくできるし

特に両手がふさがるトイレでも役に立ちます

 

その他、水・救急箱・ウエットティッシュ

生理用品・パンティライナー・ドライシャンプー

ラジオ・乾電池・マウスウォッシュ・多少の現金

赤ちゃんがいれば、液体ミルクやオムツなども

 

ご家族構成によって

備えるものが違ってくると思います

 

南海トラフに限らず

いつどこで地震が起きるか分からないので

日頃から備えておきたいと思います!!