こんにちは、行政書士のくるみですさくらんぼ
このところ、東京新宿区の歌舞伎町で、立て続けにホテル火災が起きています・°・(ノД`)・°・
昨日の火事は、幸いケガ人が出なかったようですが、7日の火災では女性宿泊客が1人亡くなったそうです。

このような事件が起きると、やはり宿泊施設の安全性の確保は、とても大切だと感じます。民泊の規制緩和についても、営業へのハードルの引き下げと、最低限の管理体制の整備はジレンマで、どこで線引きするのか、難しい課題だと思います汗

というわけで、昨日に引き続き「airbnb空室物件活用術」の内容をご紹介していきますが、今日のテーマは「民泊に関する様々なリスクと対処法」です。

中古アパート・マンションが生まれ変わる airbnb空室物件活用術/幻冬舎

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最近の民泊ブームにより、民泊(Airbnbビジネス)のメリット(特に経済的な魅力)を強調する情報が溢れていますが、ビジネス成功には、リスク面の十分な理解と対応が不可欠ですε=(。・д・。)

本の中では、民泊ビジネスに係る様々なリスクとその対処法について、実際の運用経験を踏まえて、具体的にわかりやすく言及されています星



代表的なものを挙げると

・行政による営業差止リスク

国家戦略特区における旅館業法の適用除外を受けるための特定認定申請は、東京都大田区でもうすぐ運用される予定です!現在のairbnbビジネス営業には旅館業の許可が必要ですが、今後の民泊の広がりに期待が高まっていますo(^-^)o

・転貸禁止条項やマンション管理組合決議による営業停止リスクメラメラ

賃貸物件において、無断転貸(オーナーの承諾なしに又貸しすること)を行うと、契約解除や損害賠償責任追及がなされるリスクがありますDASH!

さらに、区分所有物件(マンションなど)では、たとえオーナーの転貸許可を得ていても、マンション管理規約からのストップがかかる可能性がありますあせる
著者も、代々木公園の分譲マンションでせっかくaribnbの運用が軌道に乗ってきたとき、突然そのマンションでも規約が変更になり、泣く泣く撤退したという苦い経験があったそうです。

・ゲストによる器物破損リスク

宿泊客が、ドライヤーを持ち帰ってしまったり、部屋のテレビを壊してしまうとか、水漏れ事故を起こしてしまったとき、どうしたらよいでしょうはてなマーク

airbnbで運用している場合、少額被害なら宿泊客からデポジット(保証金)を預かることができますが、被害額が大きい場合、airbnb本社や宿泊客と英語を使って被害を証明し・交渉しなくてならず、それはかなり骨の折れる作業になりそうです。

・事故によるゲストへの対人補償リスク

2015年夏に渋谷区で、中国人の母娘がairbnbと思われるマンションに宿泊していたところ、女児がマンションのベランダか落ちて亡くなる事故がありました(´□`。)
オーナーに管理者責任んが問われる場合、対人補償はかなり高額になる可能性があります。

そこで家財保険、火災保険、対人賠償責任保険など、あらかじめ保険に加入してリスクを回避するとよいということです。

著者の小沢さんは、外資系保険会社を経て、生保や損保を組み合わせた不動産売買仲介の会社を運営されているだけあり、リスクマネジメントに関しての視点が鋭く、大変参考になりました音譜

様々なリスクの未然防止・被害を最低限に回避するための対策こそ、長期安定的な事業運営のために重要です。想定しうるリスクを学んで、安心してビジネスを展開していものですねo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪


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