斜線が引かれた自筆証書遺言 | 鹿児島でがんばる司法書士・土地家屋調査士・行政書士日記

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高校教師を目指すも一転、人生の天職として、鹿児島で司法書士・行政書士事務所を開業しました。

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自筆証書遺言に関する新たな判決です

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赤ボールペンで斜線が引かれた自筆遺言書の効力を巡る訴訟の上告審で最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は20日、1、2審判決を見直し「遺言は無効」との判決を言い渡した。小法廷は「赤いボールペンで文面全体に斜線を引く行為は遺言の効力を失わせる意思の表れだ」と述べた。



 原告は2002年に死亡した男性の長女。男性は1986年「自宅兼病院や預金など遺産のほとんどを長男に相続させる」との遺言書を作成、金庫に保管していた。男性の死後家裁で調べたところ、左上から右下にボールペンで斜めに大きく線が引かれ、封筒の上部が切られていた。



 1審の広島地裁は「状況から斜線を引いたのは男性と認められる」としながらも「焼き捨てや切断などは遺言書の破棄に当たると言えるが、斜線が引かれた後も文字の判読は可能。遺言書を撤回する行為には当たらない」などと判断。2審の広島高裁も支持していた。

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