医龍 | 漫画批評空間

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連載中漫画中心のレビューを書きます。

では記念すべき第1作目の紹介から。

医龍、連載誌スペリオール。☆☆☆☆☆


ストーリー

東北の寒村に住まう、天才的な技術を持つ外科医・朝田龍太郎を、明真大学医学部助教授の加藤晶が訪ねて来る。心臓の難手術であるバチスタ手術論文を成功させて、自分の教授就任を図り、今の大学医療を改革するために、朝田をスカウトしに来たのだ。

教授・野口賢雄らが支配する封建的な病院体制の中、朝田は研修医伊集院を鍛え、また藤吉を始めとする優秀なメンバーを揃え、次々と難手術を成功に導く。

医局の権威を無視する朝田に、警戒感を持つ野口は、朝田を招いた責任を取らせるために加藤追放と、後任に朝田の最大のライバル霧島軍司を起用する事を決断する。(wikipediaより抜粋)



医療もののこの漫画ですが、何せ作画が凄い。巻を追うごとに進化していきます。

単純な正確さ、綺麗さだけでなく、人間の表情をよりエグい形で捉えています。


医局での壮絶な政治合戦による騙し合いで、加藤晶やその他の登場人物が様々な思案を巡らせるのですが、思考中の表情といったらたまりません。 

敵にやられたとき、敵を負かしたとき、名案が浮かんだとき、それが成功したとき等々、特に劣等感や嫉妬といったマイナスの感情の表現が凄い。



そして医局での物語というだけあって、様々なキャラクターが登場するのですが、各キャラクターの作り込みがとても丁寧です。

通常登場人物が多い物語というのは、各々のインパクトが薄れてしまって、全体的に地に足がついていない感じがあるのですが、作画のかき分けもしっかりできていて、人と人の絡み合いが厚い。


主人公の一人、天才外科医である朝田は物語の中で数々の難手術をこなして行きますが多くの医者は朝田レベルの腕を持っていません。

多くの人間が彼を羨み、彼に劣等感を持つわけですが、その凡人たちの凡人なりな活躍も見所です。



私が好きなキャラクターは特にいませんが、加藤晶さんはとても美人だと思います。

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