№145
行政書士開業に向けて(7)
初 報 酬
昨日、初仕事のことを書いたので
今日は、初 報 酬 のことを書きます。
行政書士の仕事は
物販(物品販売) の仕事のように
売れた順に入金がある、というわけではありません。
業務が完了した順に報酬請求し、業務報酬をいただきます。
つまり、
許認可申請など 時間のかかるものは、
請求までの時間も長くなり、
時間のかからない変更届や
調査業務、 書類作成だけの業務などは、
業務が完了すれば
すぐに請求書を出すことができます。
で、
初仕事は 農地転用でしたが、
初報酬を受け取ったのは
別の案件でした。
仕事をして
その対価として報酬をいただく。
それが 士業です。
報酬って何?
会社組織でも、
役員になると 給料ではなく役員報酬が支払われます。
だから
報 酬 という言葉は ちょっとカッコよく聞こえますが
報酬というのは
智慧やサービスに対する対価であり
成果主義なので、
当然ながら
質のよい智慧やサービスを提供すれば報酬は高く
そうでなければ価格競争(値引き)に追われるか
淘汰されます。
中小企業の社長さんて
いくらぐらい役員報酬とってると思います?
社長さんていうぐらいだから
相当もらっているのではないか? と普通思いますよね。
でも、
実際には、
多額の報酬をとっている社長もいれば
ほとんど報酬の出ない社長さんもいます。
当然です。
社長の仕事は 『考えること』 『智慧をだすこと』 で
その結果、儲かっていなければ報酬は出せません。
儲かっている企業の役員報酬は高く
儲かっていない企業の役員報酬は少ない。
実力の世界なのです。
行政書士も同じ。
新人の初報酬って、気になります?
(ちょっと恥ずかしいけど・・・)
私の場合、 現金5000円と 地 卵。
金消 (金銭消費貸借契約書)の作成料でした。
「ありがとうございました。」って
とても上等な地卵をお礼にいただきました。
実力に見合ってましたね。
どこよりも高い報酬をいただける事務所になりたい
どこよりも高い給料をスタッフに支払える事務所になりたい
そう願っている
私の最初の報酬が
地 卵 でした。
(すごく美味しかったです)
人気blogランキングへ ←ぽちっと
応援クリックお願いします♪