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今年度は,国家総合職を始めとする様々な採用試験が延期されるという前代未聞のことが起こりました。

そのためもしかすると,当初は予定していなかった試験種を受験することとなった(受験しようと考えている)方もいらっしゃるかもしれません。

 

そんな方の中には,元々は「教養科目」だけで済ませようと思っていたのが,急きょ「専門科目」もやる必要が出てきたという方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで今回は,「今から間に合わせる専門科目」と題して,専門科目の対策を急ピッチで仕上げよう!という記事を投稿したいと思います。

 

 

短期間で専門科目を仕上げるには,以下の3点がポイントになります。

  1. 教養科目の「社会科学」の学習を活かすこと
  2. 比較的範囲の狭い・出題パターンが決まっている科目(分野)を選ぶこと
  3. 薄めの教材で一通り学習できる科目(分野)を選ぶこと

 

これらのポイントを踏まえ,おススメの科目(分野)を挙げると,以下のとおりです(なお科目の名称は,主に国家一般職や特別区を参考にしています)。

 

おススメ度:A(積極的に選んでもらいたい科目)
・憲法
・行政法
・政治学
・行政学
・国際関係
・社会政策

※赤文字は特におススメ

 

これらの科目は,「社会科学」の学習をベースにして準備を進めることが可能です。

これまで教養科目だけ勉強を進めてきた方は,教養科目をベースにしたうえで,プラスアルファとして知識を上澄みしていったほうがよいと考えます。

 

それに,これらの科目から準備を進めたほうが,「社会科学」の対策にもなりますよね。

 

 

なお上記の中に「行政法」が入っているので,「え。」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし「行政法」って,出題が実は相当ワンパターンです(問題集を編集する際,あまりに同じことばかり問われていたので,問題を選ぶのに正直すごく苦労しました…)。

過去問をグルグル繰り返すという手法が,今でも十分通じます。

 

おススメ度:B(短い準備期間でもなんとかなる科目)
・財政学(金融論も)
・社会学
・経営学

 

次にBランク。

上記Aランクのものをやって,それでも「選択する科目に足りません…。」というときに,あと1つ2つを選ぶための科目です(悪く言っちゃえば“数合わせ”)。

 

それでもまぁ,貴重な勉強時間を使って準備するのだから,少しでも得点につながるものを……ということでご紹介。

 

おススメ度:C(っていうか,おススメしない)
・民法
・経済理論(ミクロ経済学・マクロ経済学)

 

法学部や経済学部で学んでいた方ならいざ知らず,今からの準備を想定したら,まぁまずもっておススメしません。

とにかく学習範囲が広いので,コストパフォーマンスがものすごく悪い(「民法」に関して言えば,新しい民法がスタートして一発目の試験が今年という,正直タイミングも悪い)。

 

短い準備期間で間に合わせるという今回の記事のコンセプトに,これらの科目は全く沿いません。

 

 

科目(分野)の紹介は以上です。

 

次にどの教材を使って準備するかというと,ここは実務教育出版さんの「『スピード解説』シリーズ」を用います(ランクBはこのシリーズでは出てないので,スー過去になります)。

スー過去に比べて掲載問題数が少なくコンパクトにまとまっているので,今回のコンセプトにピッタリです。
 
なおスー過去を使う場合は,最初は「市役所」「地方上級」に絞って全体をグルっと1周することを優先させます。
それが終わったら,次に「国家一般職」「国家専門職」に進みます(「国家総合職」は,総合職試験を受験する方以外はやらんでいいです)。
 
 
こんなところです。
 
ザっとまとめただけですので,分からないこともあると思います。
そんなときは,この記事のコメントであったり,Twitterの私のアカウント宛に質問を投稿していただければ幸いです。
 
ではでは,受験生の皆さん。
大変な日々をお過ごしのことと思いますが,最後まで頑張っていきましょう!