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皆さんは、「イップス」という用語をご存知でしょうか。
「イップス」とは、精神的なもの等が原因となって、自分の思う通りに身体を動かすことができなくなる現象のことを言います。
スポーツの世界、特に野球の世界でたまに耳にする用語です。
受験の世界にも、「イップス」のようなことはあるのではないかと考えています。
心当たりがありませんか?
例えば、何度やってみても間違える問題。
解説を読んでみて、その内容が分かっているはずなのに、なぜか間違えてしまう。
それこそ、覚えこんでしまうほど解いた経験があるにも係わらず、なぜかその肢だけ何度やっても正誤の判断を誤ってしまう。
不思議で不思議で仕方ない。
分かっているはずなのに、間違ったほうへ考えてしまう。
たぶん、これ「イップス」なんじゃないかと思うのです。
さて、こういうときはどうすればよいのか。
スポーツの世界でも、原因がよくわかってないこともあり、克服の方法もあまりハッキリとしていないようです。
まして、精神的なことが原因であるとなれば、いくら身体を鍛えてみても仕方ないわけで。
難しい問題です。
どうしても「私の場合は」っていう留保が付いてしまうのだけど、それは上記のような事情があるので、ご勘弁いただきたい。
私の場合は、「イップス」の原因は「間違った思考ルートが定着してしまっていること」であると結論付けました。
雨の日にできた溝のごとく、そちらのほうへ雨水がガンガン流れてしまっている感じです。
なので、この思考ルートを修正する必要があります。
と言っても、テキストや解説を読む程度ではムリです。
なにせ、それらは散々やったにも係わらず、それでも解決できてないからね。(´_`。)
正しい思考ルートを、書きます。
一言一句書きだすのです。
手を動かし、目を動かし、ときには音読をし口を動かし、耳で聞き取ります。
そうやって、五感のありとあらゆるものを駆使して、間違った思考ルートを正しいものへと“上書き”します。
それほど、実は「イップス」の克服は大変です。
そんなことを繰り返し、ようやく少しずつ修正することができました。σ(^_^;)
いやはや、正直本当に大変でした。