久しぶりに海寄りのファミレスに行きました。

 

 

 

 途中の広い公園です。

 

 

 

 今日は晴れまでにはなりませんでしたが、曇りの一日です。

 

 いつものようにファミレスで次回の合評作品を読みました。

 

 今回は中編小説で、西欧に農業機器を売り付ける会社のサラリーマンが主人公です。舞台は西ドイツです。

 

 いささか長いので、本から目を離し、外の風景を眺めました。

 

 

 

 そして、ふっと前回の文芸誌の「編集後記」のことを思い出しました。

 

 前回は、当方が編集後記を書くことになりました。

 

 AとBの二案を作りました。

 

 A案は生成AIを題材に、B案は文学賞の記事を書いてみました。

 

 結局、B案が良いとのことでA案は不採用となりました。

 

 A案が不採用の理由は、生成AIを積極的に採用すべきと誤解されることでした。

 

 それは理解しつつも、生成AIの進化には驚きます。

 

【編集後記】(不採用案)

 最近、AIのチャットGPTがとても注目されています。人工知能を使った対話型ロボットです。どんな質問でも、まるで回答を用意していたかのように正確な文章で答えてくれるのです。

 昔、『二○○一年宇宙の旅』という映画を見ました。人工知能のロボット、ハルが人間と対話するシーンを思わず連想してしまいました。

 例えば、チャットGPTに『桃太郎と金太郎が鬼退治をする小説を作って』と打つと、二、三秒でサラサラと物語を作ってくれます。 

再度ボタンを押すと、別の物語も打ち出してくれるのです。

 幾つでも、瞬時にストーリーが作れるのです。

 こうなるともう、作者は頭を悩ますことなくチャットGPTを補助者として積極的に使ってはどうかと、考えたくなります。

 そうでなくとも、言葉の意味や使い方などをインターネットで調べることは日常茶飯事に行っていることです。

 今後、創作について、増々ボーダレスの時代になるのではと思われます。 (○○)

 

 ここで実は、その時、チャットGPTに、次の質問をしてみました。

 

 そして、その回答がその下のとおりです。

 

【You】

 前記編集後記の感想についてお聞かせ願いたい。

 

【ChatGPT】

 編集後記の文章は、非常に良くまとまっており、構成も明瞭です。以下は感想といくつかの提案です。

 良い点:

 技術的な内容を理解しやすく表現しています。読者がAIのチャットGPTについての機能や利点を把握しやすいです。

 映画『2001年宇宙の旅』を引用して、読者にイメージを与える手法が巧みです。

 具体例を挙げ、チャットGPTの使い方や利点をわかりやすく説明しています。

 提案点:

 文中に登場する映画のタイトルや固有名詞は、可能であればルビを振ると良いでしょう。例えば、「『2001年宇宙の旅(Two Thousand and One: A Space Odyssey)』」のように。

 感想:

 技術と文学の融合に関する興味深い視点があり、AIが創造性の補助としてどれだけ有益かについて考察しています。これは読者にとって刺激的で面白い要素です。

 短いが十分に情報が詰まっており、編集後記としての役割を果たしています。

 全体として、素晴らしい編集後記であり、特に技術的な側面と文学的な創造性の結びつきに焦点を当てるスタイルが良いと感じました。

 

 この感想を読んで、私は鳥肌が立ちました。まるでチャットGPTが自分で意思を持ち感想を述べているように感じるのは、自分だけではないと感じました。

 

 この時のチャットGPT―2.0でしたが、現在は、チャットGPT―4と進化しています。

 

 この続きについては、また、機会があればお話ししたいと思います。