特別企画】ミライース2っていったいどうだったの?その2 | ギョォォォオサワのミッドナイトガレージ-コラム「driver's mind」

特別企画】ミライース2っていったいどうだったの?その2

その1からの続き

 

 

ギョォォォオサワの好みで改良したポイント

 ・SEV

  室内:ダッシュON

     センターONスポーツ

 

 

 

 

  エンジンルーム:バッテリー

  ブレーキ:AL -R

 ・シート

  ミューレン RSー3 TYPE -M

 

 

 

 ・エンジンオイル:スピードマスター 0W-20

 ・CVTオイル:スピードマスター

 ・空気清浄機:アトモスフィアドライブ

 

 

 

 

試乗インプレッション

 初代よりも乗り味は柔らかだと感じました。

 ただ、タイヤの空気圧が高めの設定であるため初期の入力はコツコツします。

 路面のうねりにも良く追従する方ですが、

 段差を超えた時に脚が伸びようとするのとタイヤの張りのせいか

 弾くような乗り味なところはちょっと。。。

 

 パワーの出方は素直であるが変速機の設定か加速は鈍い。

 アクセルを床まで躊躇なく踏むクセのある人であれば、

 全開で走ってもらってもいいかと思いますが、

 エンジンが唸りを上げているわりには思ったよりも速度がのっていないです(苦笑)

 エンジンがローパワーなこととその加速の鈍さがいい方向に働くのが、

 雨や雪などの路面コンディションが悪い時。

 晴れの路面の時のように走ってもその特性と

 脚が路面を離さないように設定されているため、

 電子制御が介入することもなく走りは安定しています。

 

 さて、個人的に注目していたのは、廉価車種での運転支援システムとはどんな感じなのか。

 スマアシの介入ポイントなどは私が感じているよりも先に

 警告や制御が入りますが、幅広いドライバーに合わせれば許容できる範囲かと思いました。

 制御が解除されるポイントなどを理解していればしシステムと仲良くできると感じました。

 

 ロードノイズなどはかなり入ってきます。

 外からの音もそれなりに入ってくるので静かとは言えませんが、

 価格なりのものかと思います。

 

 

コレはいい!

 ・舵角モニター

 タイヤの向きがどの位置に向いているのか教えてくれるもので、

 ステアリングが真っ直ぐであるがタイヤがどちらかに向いるか

 わからなくなってしまってクルマを動かしてヒヤッとすることを防ぐことができます。

 

 

 ・CVTのレンジに「B」モードがある

  エンジンブレーキをもっと強くかけたいなと思った場合、

  他社だと2モードくらいしかないから、どうしてもフットブレーキを

  多用せざる追えなくなるが、ダイハツ車は「B」モードがあるので、

  ブレーキを踏みたくない私にとっては(苦笑)ありがたいモード。

 

 

 

⚪︎と×

 

 ⚪︎なポイント

 ・パワーユニットの出力特性が素直で扱いやすい。

 ・脚が柔らかく後ろに荷重をのせるなどの対応がやりやすい。

 ・上記2点のおかげもあって路面コンディションが悪くても晴れの時と同じ走りができる。

  (ちょっと玄人っぽいか?)

 ・廉価車両でもLEDヘッドライトの装備がありがたい。

 ・純正ナビが意外と賢かった^_^

 ・ホイールベースが長く(2455mm)リヤ席の足元はゆったり

 ・リヤシートにもヘッドレストがある。(初代にはなかった)

 

×なポイント

 ・バッシュパネルの肉抜きによって上にのせたものが良く動く(苦笑)

 ・リヤシートが一体式だけではなく後ろにボード類も入っていないので

  荷室を拡大した時にボードなどを用意しておく必要がある

  (軽量化のために仕方がないと思うが)

 ・4人乗車だと荷室がミニマム

 ・ステアリングの取り付け剛性が低くカーブで路面が荒れていると

  ステアリングをしっかり押さえていないとクルマがほかに持っていかれそうになる。

 ・エンジンは唸っているがドライバーの感覚と実際の速度ののりかたにズレがある。

 ・真っ直ぐ走らない(特に高速)

 ・停止前アイドリングストップがかかると急に減速が立ち上がって扱いずらい

 ・アイドリングストップからの再始動にショックがある。

  (個人的にはブレーキをちょっとだけリリースして先にエンジンを始動させショック吸収させている)

 

総評

 初代同様乗りやすくバランスがいい。

 価格相応で運転支援も慣れれば煩わしさは少ないかも(個人的には)

 ゆったり走らせてあげる前提であれば長距離もいける。

 アンダーパワーゆえ走りについても学びは多かった

 (後ろに荷重をのせて走るなど)

 

 

 

 

「運転じょうずなドライバーになることがモノいえるユーザーの第一歩」

(三本和彦)