ホームページの記事を手繰ると
三年前に、お袋とかみさん連れて
一泊二日で訪れている
(子らはもう、泊まりでも来ない)
ただしもちろん家族旅行なので
行きたいところに
行きたいようには行けないのだ
が
今回は違う!
なにしろ一人だ。
いや、ローマはどうでもいい
那智黒だ!
三年前の自分は
練り物の那智黒なんか
目もくれなかった
が、三年経った今は
さらに進化を遂げ
練り物の那智黒・・・
つまり「ニュー那智黒」を
練り物と知って愛好するまでに
至っているのである
「型」を学び体得した上で
あえてそれを逸脱する
いわゆる「型破り」という
域に至ったということ
さて、ニュー那智黒は
あっちでもこっちでも買えるが
スタンプを押す目的もあり
道の駅「花の窟」へ
三年前にも訪ねており
ニュー那智黒の充実ぶりも
わかっている。
花窟神社
世界遺産である鬼ヶ城界隈
残念ながら、その浜の石は
あまりにタンブルされすぎて
もはや、ただの石饅頭である
多かったのは
緑泥石餡入り饅頭とか
角閃石まぶし閃緑岩饅頭とか
どうせ流紋岩だろ饅頭とか・・・
とにかく標本価値は無いに等しい
(いや、ここは議論する気はない)
(主観なのでスルーしてほしい)
獅子岩。
花窟神社の岩体と同じ溶結凝灰岩
熱で溶けて固まったのが溶結凝灰岩
海水による浸食で
面白い模様が浮かんでくる
1500万年前の噴火なんて
地球史全体から見れば
昨日みたいなもので
じゃあ明日は
どんな形になってるのか
分かったものではない
つまり数万年後には
浸食され尽くして
無くなっているかもしれない
そんな若い地質なのだ
さて、店が開いた。
というよりこじ開けた。
だって待ちくたびれた。
準備中に押し入り
スタンプ出してもらい
買い物もさせてもらった
八咫といえば
草薙剣、八尺なんちゃら勾玉と並び
三種の神器に数えられる
八咫鏡の八咫である
「咫」は何かの単位らしいが
要するに「八咫」は
「めっちゃでけー」という意味らしい
つまり八咫烏は
「めっちゃでけー烏」
ということだろう
強そうじゃん。
で、
仮屋梅菅堂だけ箱の中に
八咫烏の説明書が入っていた
好感が持てる。
めっちゃ愛想のよい
ある程度の権限も
持ってそうなおねいさんに
「無垢の置物はないかね」
と聞いてみると
「掘るのに手間だけかかるんで
小さなモンは作られんですわ」
と、リアリティのある返答に
自分で聞いておいて何だが
ビックリした次第
「無垢」の一言で通じるとは
なかなかのツワモノだ。
確かにね。
採算合わんわね。
いやはや、こういう付加価値的な
エピソードがあると
土産物の価値も高まる
安からぬ買い物だったが
ビックリ代だと思えば安かった
道の駅をもう一軒クリアして
それから那智黒石の里へ
那智黒石の里というのは
要するに
那智黒石が採れる唯一の場所
「旧神川村」(現熊野市神川町)
のことである
そりゃあ・・・
私有地なんか入ってませんよ
品位が低いので遺棄されたのだろう
でも「頁岩」のサンプルとしては
申し分ないレベルだ
収穫多い石の旅であった。
《撮影》
ミラーレス
OLYMPUS E-M10 MarkIII
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
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