【雑記】ドクターヘリに乗ってみた | 鉱物でぶつぶつ

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ここ数年ほとんど
探石レポートはしていない

秘匿産地や
オフレコポイントなど
庇いながら書くのが面倒だから

でも今回はちょっと
面白いことになったので
ブログに書いてもいいかなー
みたいな

なんと原チャリ二台で
採取ポイントまで登っていこう
というツアー


こういう絵面は
あんまりないと思うので
ちょっと記事にしたくなった

場所はまあ
カワサキKXとクロスカブなので
高速乗らずに行ける
地元ですわな

この・・・地元というのが
後々、大きな幸運となる

タイトルは
「原チャリで産地まで爆走」
あたりで考えてたのに・・・


まさかこんなことになるとは・・・



今日はねー
付近の景色とかの写真もない

写真撮る時間もなく
山を下りることになったから

そう。



タイトルの通りですわ。


このドクターヘリの写真は
数年前に撮ったもの


年明け早々、山の事故かー
大変やねーと思ってた


まさかね

自分が乗る羽目になるとは・・・


ドラマのコードブルーは
かなりハマったが
乗るのは嫌い!



さて

こっから先は
マジで写真ないので
活字が嫌いな人は
遠慮なく離脱してください

あと、ややグロいです


石はね
そんなに沢山欲張る気なかった

15リットルのリュックに
5、6個入れて
あとは坑道とか観察して
沢のちょっとした岩場を
下りようとして
右手と左手と両方で
別々の岩を掴んで
そのまま体重かけたら
右手の岩が崩れた

え?

って感じで落下して
左後背部から岩に着地

バウンドして沢に転落

ウオーッ

息もできない痛み

でも、ここは水の中

溺れる深さではないが
ともかく必死で岸に上がる

もたれることができる
岩の間に座り込み
まずは呼吸ができることを確認

そして
血を吐いていないことを確認

立ってみる

激痛

うーむ。

右手の軍手の小指辺りに
血が滲んでいる

すりむいたか?

軍手を外す

うーむ。

なんだこれは・・・

ぶらぶらしてるぞ・・・

骨見えてるじゃん・・・

うーむ。

戻しとこう・・・
(軍手はめる)

この時点で
自力での下山を完全に断念し
覚悟を決める

それにしても
手をついてググーッと下りる
つもりだったぐらいだから
落差は1m50cmもない

なんか冷静に
自分が落ちた高さを知りたいと思い
振り向いて確認したので
これは正確

さて・・・。

幸い、一人じゃない

玉扇太郎は
HPでも言っているが
単独行動は絶対にしない

相棒のカワサキさんを
大声で呼ぶ

カワサキさん
「マジか」と絶句し走る

さて・・・
電波の繋がるところまで30分
救急車が辿り着くのに
さらに1時間

上空からヘリが来て
ロープで釣ってくれれば
早いんだが・・・

まずそれはない。

ならば、まずは
下手したら2時間ほど
このまま生き延びないといけない

立ったり座ったりは
激痛だができる

自力で川を渡っておくか

足が一歩も動かない

こりゃあマズイ

誰がどうやって
動けない大の大人を
川を渡らせ
さらに獣道を通って
林道まで戻すことができる?

うーむ。。。

どこかで自力パワーが要るな

カワサキさんが意外な速度で
救急車を呼んで
助っ人数人連れて戻ってきてくれた

もうね。

神にしか見えなかった

で、やはり
川をどうやって運ぶか
ということで難航していたので
両脇から支えてもらえば
自分で歩きますと伝える

こういうことはね
本人しかわからないので
主体的に伝えるべき

林道まで三人四脚で行き
軽トラに乗せられて
しばらく林道を下りると
救急車が待機していた

救急車で走ること20分ぐらいか

その間
ドクターヘリがどうのこうの
無線とかでやり取りしてる

マジか!

せっかく助かったのに
ヘリが落ちたらどうするんだ

「どうする?」
「まーヘリでいいんじゃない?」
「来てるみたいだしね」
「家の近くがいいだろうしね」

みたいなやり取りを聞いて
とりあえず
「あー、死なねー怪我だな」
とは思ったが
ヘリは落ちるかもしれない

あとからかみさんに
ヘリが落ちる確率より
あんたが落ちる確率の方が
よっぽど高いわ、ボケ
みたいなことを言われた・・・

ともかく
ドクターヘリで無事
家から車で20分の
大学病院に搬送され
一晩、集中治療室に入れられた

肋骨二本骨折
右手小指の縫合

全治1ヶ月的な感じで
命拾いしました

右手の小指は
「ひっつけたけど
もう爪は諦めるしかないかも。
あと
もしかしたら腐って
切らないといけないかも」
と言われた

まー、しゃーない。


あの時、坑口の前でね
小石がカタカタって鳴ったの

で、立て続けに
さらに二箇所で
カタカタ、カタカタっ鳴ったの

なんか嫌な感じがしたのだが
今にして思うと
彼岸だから
親父が守ろうとしたのかも

これ、もしかしたら
あそこで落ちてなかったら
帰りの林道で
バイクごと谷底に・・・

とかね。



どちらにせよ
家族に迷惑かけたので
ケジメとして
もうハイキング程度の産地しか
玉扇太郎は行きません

これは個人の考えなので
賛成も反対も
同意も反論も要りません
励ましも叱咤激励も
勘弁してください(笑)

岩場に腰掛けて思ったこと

「ここは自分の死に場所じゃない」


病院3日目の暮れである。