雪斑入り黒曜石 | 鉱物でぶつぶつ

テーマ:
3万年前の
長野県小県郡(ちいさがたぐん)において
一大ブランドが
市場を席巻していた

これだ


和田峠産
オブシディアン(黒曜石)である

雪斑入りである

一面研磨してある

かっこいいでしょう


俗に
スノーフレークオブシディアン
と呼ばれる


雪斑の正体は
クリストバライト(クリストバル石)


石英と同じ化学組成で
別の鉱物になってしまったもの

こういうのを「同質異像」と呼ぶ


クリストバル石の方が
石英より高温の環境で現れるらしい

和名は「方珪石」だが
超マイナーでほぼ死語じゃないか

死語といえば
このクリストバル石は
発ガン物質に名を連ねる
死の鉱物

だから触りたくないのでケースに入れる


洋名の由来は
メキシコのサン・クリストバル
というところで採れたからだそうだ

冒頭の話に戻すが
和田峠の黒曜石は
3万年ほど前の旧石器時代
ヤジリにするのに人気の
スーパーブランドだったらしい


発掘調査によると
どうやらその商圏は
半径150kmにも及んだとか

当時の日本人の人口が
せいぜい数百万人であったと
推定されるので
人口密度から考えたら
恐ろしい伝播力だと思う

あ、ただし
スノーフレークは見た目かっこいいが
脆いので
ヤジリには役に立たない

さて今回はもう一石


同県南佐久郡麦草峠産の
スノーフレーク

こちらは地味だが
奥に秘めた存在感がある


いかにも粘り気のある
流紋岩質マグマが
急速冷却された感がありありで
面白い


このクラスなら
目をつぶってても採取できる

あんまり拾われないけど


HP「鉱物でぶつぶつ.com」も
よろしくですよー
m(_ _)m

玉扇太郎さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス