パラサイト隕石 | 鉱物でぶつぶつ

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太陽系のどこかで誕生した石。
Seymchan・・・Iron/Stone-Iron・・・1967・・・RUSSIA・・・351kg・・・。

つまり、1967年にロシアで採取された351kgの石鉄隕石で、セイムチャン隕石と名付けられましたよ、という事が書いてあります。
石鉄隕石は、ビジュアル的には隕石の中でも最も隕石らしい隕石だと思います。
鉄ニッケル合金の隙間に挟まったペリドット(かんらん石)というビジュアルは、まさに地球外物質という感じです。
石鉄隕石は「パラサイト」と呼ばれますが、よくある「寄生」とは意味が違います。
パラスというドイツの動植物学者が発見したので、パラサイトなのだそうです。
(「イト」はラテン語で「石」)
鉄ニッケルは惑星、小惑星、微惑星の核の成分で、ペリドットはマントル成分ですから、この隕石はそういったある程度成長した星の衝突の欠片だということがわかります。
ちなみに鉄ニッケルとペリドットがこのような形で出る産状は、地球上では不可能なのだそうです。
指で摘んだりしてはいけません。
一度錆びると、元には戻りませんから、本当は温度湿度管理をして密閉しておかないといけません。

せめて気密にしておかないといけませんが・・・
入手時のこの状態ではあまりに野暮です。

折角なのでぐるりと観察できるようにしておきたい。
ということで、乾燥剤を入れて密閉しました。
生きている間ぐらい、錆びずにいてくれるとよいですが、どうでしょうね。



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