年末年始、やたら暇だったので横手焼そばをトライしていました。12月28日は皆喜多亭、1月4日には福龍でそれぞれカレー焼きそばを食べてきました。

2001年に湯沢に帰ってきた当初も日本は不景気で(といっても今の不景気に比べたらまだ経済は回っていたような・・・)町おこしプロジェクトの「B級グルメ」として、フィーチャーされたのがこの横手焼きそばです。

当時私は「横手=焼きそば」のイメージなんぞ微塵もなかったので、

 

「そうか、「ご当地名物」や「歴史」ってこのように、意図的に作られそれが既成事実化していくのか・・・」

 

と妙に納得した記憶があります。

 

そういえば犬っこ祭りも、「400年の歴史」とか言われていますが商店街の人に言わせると「冬季の地元経済活性化のため雪まつりに似たイベントを興そう」という事で始まった高度成長期時代生まれのお祭り」らしいです。

 

そんな横手焼きそばでしたが、考えて作られただけあって当時はまあおいしかった。自分はラーメン派なのでそんなに思い入れはないのですが、先日ふと食べたくなり皆喜多亭と福龍に行ってきたわけですよ。

 

正直なところ両店とも味が落ちていた。

 

まずは皆喜多亭。

男性がが調理していたころは非常においしかったのですが、女性が調理するようになってから、

 

麺の焼き具合にムラがある(柔い部分と普通の部分が混在)

大量のキャベツと一緒に傷めているため、麺がとにかくビチャビチャ

 

うちのおふくろもそうだったのですが、「そばだけだと栄養が偏ってダメ」と大量のキャベツやもやしを入れて一緒に焼くんですよ。そうすると野菜の水分を麺が吸ってしまい、ビチャビチャな麺になる。

 

夜営業辞めたなあと思ってたら、昼営業もガラガラなのはこのせいだと思う。

野菜と麺は別々に炒めて、最後に合わせなきゃね

 

次に福龍。

横手焼きそばが売りの店なのにラーメン類を頼む人がやたら多いなあ、なんでだろうと一抹の不安を覚えつつカレー焼きそばを注文。

 

自分より先にラーメンを注文した家族より、僕の注文したカレー焼きそばが早く到着。一口食べて理由がわかる。

 

注文を受けてからそばを調理したのではなく、あらかじめ作って保温しておいたそばをもう一回温めてそれにカレーをかけたものだった。ぬるい部分とそうでない部分、麺全体に温度ムラがあった。作り置きで麺がボソボソ。

 


YouTubeにあげようと動画撮影をしていたのに、一口食べてその味に黙ってしまうという・・・・。僕が「懐かしい味ですね」っていう時は、つまり、アレだという事です。

 

B級グルメ街おこしも20年経ち、当時は味の第一線で活躍していた戦士達も高齢化の波には抗えず、味が落ちていました。

両店の味がマックスだった頃を覚えている私は、腹を立てるわけでもなく文句をつけるわけでもなく時の流れを感じつつ「ごちそうさま」と笑顔で静かに立ち去りました。

 

時間がたっていくのは寂しいなあ・・・。

 

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