梅雨の晴れ間と言える
この日。
本当は早朝に
来たかったけど
お家のことをやったり
ついついのんびり
していたら
結局到着が
午後になってしまった。

池ではボート遊びを

する人々。


千葉にしては結構な人出。


朝に開いて午後に閉じる花。

やっぱり花びらは

閉じているものが多い。


それでも蓮や睡蓮て

神々しく感じてしまう。


花びらの内側は

先端に向かって

ピンクが濃くなっている。


花托はジョウロの先端みたい。


咲いている花を

見られたのは嬉しいけど

午後になっても

閉じない花は

散る直前の花らしい。


ハスの命は短いから。

緑の葉に映えるこの

鮮やかなピンクが

本当に神秘的。


モノレールの線路と蓮池。


ハスを見始めて10分足らず。

背後で女性の悲鳴が響く。


振り返ると蓮池に

女性が落下。


彼女の小学生の

高学年くらいの

息子さんが片腕を

引っ張っていた。


放ってはいられない。

もう一方の手に握られた

日傘を取り上げ

その手を引き上げた。


誰か‥‥と呼びかけたけど

泥だらけの女性を

見下ろすだけで

誰も動かない。


息子くんと2人で無事

引き上げて

彼が持参したタオルを渡す。

彼女の白いジャンスカは

泥だらけ。

手提げ袋の中にも泥水。


建物のトイレへ誘導するも

洗い場は無し。

息子くんが係員の所へ行き

私はその間

外の洗い場で

彼女のスカートを洗った。


そのうち2人の女性も近付いて

手伝ってくれた。

幸いなのは彼女が

徒歩圏内に住んでいたこと。


名前を訊かれたけど

笑顔で別れて

そこへアプリの天気予報が

雨が間もなく降ると告げ

その上彼女を引き上げた時

靴に異変も起きて

次に向かう場所は諦めて

帰宅することにした。


現場となった場所


美しい葉と花の下は

真っ暗でドロっとした

泥の池。

極楽浄土と地獄のよう。

囲いを直す職員


公園の出入り口近くに

咲くアガパンサス。


長年長距離の徒歩に耐えた

お気に入りの靴とは

今日でお別れ。

帰宅中サイトを覗いても

シンデレラサイズの足に

合う靴は中々なくて

新たな出会いを期待する。


千葉市中央区