「ブライトステップ」での、まどかちゃんの存在感よ…。 | Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

Gwenhwyval(グウェンフウィファル)の舞台日記

鑑賞は生中心主義。自分の眼でライブで見たことを中心に、語ろうと思います。

2019年7月29日19時公演

海外のカンパニーで活躍するダンサーたちの一夜限りの自主?公演。
いろいろ書きたいことがあるのですが、最近舞台過剰で全く追い付いてません。
そうこうしてるうちに忘れてしまいそうなので今書けることだけ!

とにかく菅井円加さんの存在感が凄かったです。
ガムザッティを踊ってくれたのですが、彼女の踊る古典センターをがっつり見られることなどそうありませんので、息を詰めて見ておりました。

…なんだろう、この余裕一杯の踊り。
どこまでも伸びて行くような手と脚。
タメとONミュージックの、絶妙バランス。
人を幸せにするような。

タイプが同じとは言いませんが、この感じは、若き頃のアナニアシヴィリに抱いた感想とよく似ている気がしました。

一番好きなのは、彼女の跳躍。
その跳躍は、先行する脚の方が綺麗に高くて、どこまでも跳んでいってくれるような、幸せな錯覚を招く。

だれとも違う、彼女の描く弧。

まどかちゃんを見ると、未来はただ幸せなものだと感じられて、生きているのは素晴らしいことなんだ、と思える。
全くの妄想なんだけど、彼女がこれから行く国、出会う人々、新しい振り付けなんかのイメージが次々と脳内に湧き出てきて、なんか泣けてくる。

幸せをくれるダンサー、まどかちゃん。
これからもたくさんの幸せを、たくさんの人に届けてください。そんなあなたを見るのが、私の幸せです。