ゲレンデワーゲン300GDと共に生きる -2ページ目

ある日見たハマー

以前拝見させていただいたハマーです。

これがハマーの後ろバンパー。

ゲレンデワーゲンに較べて、シンプルなアングルを使用しているが、
強度はずっとありそう。
めちゃくちゃ重いとのこと。
後ろバンパー両端に付いているＵ字型のフック２つと、
ボンネットから飛び出ている２つのフックの合計４つの
フックでヘリコプターで吊り上げる。

このＵ字型フックは、手で持ち上げると真横になってそれ以上上に
行かないようになっている。

ナンバープレート上に取り付けられたＣＣＤカメラ。
これはオーナーによる後付け。
後ろの視界が良く無いので、私が見た多くのハマーに取り付けられていました。

ハマーの広～いボンネットの上、中央に見えるスバルサンバーが、
私たちが乗っていった愛車です。

回転式ピントルフック。
米軍も、ＮＡＴＯ軍も、自衛隊も、ピントルフックは回転式となっています。
第二次大戦中に使用されていたジープや、戦後販売された三菱ジープ等の
ピントルフックは回転式ではありません。

これが軍用ホイール。鉄製です。
とにかく沢山あるねじを緩めるとホイールが分解されてタイヤが外れます。

ハマー用のタイヤホイールは何種類もあって、
どれもが芸が細かい。

そういうこだわりを求める人向けにデザインされているからなのだろう。

ホイール中心部に書かれている「ＣＴＩＳ」というのは、

走行中に４つのタイヤの空気圧を調整する装置。

拡大すると、こんな感じです。
文字が書かれているプレートは、空気を贈る配管を保護するカバーとなります。

別のホイールはこんな感じです。

また別のホイールはこんなふうになってます。

それにしても、この腹下が真っ平らなのは素晴らしい。
ゲレンデワーゲンもこんな感じにスッキリ作りたいと思います。

撮影させていただき、大変ありがとうございました。

ある日、あるところを訪ねた時に撮影させていただいたウニモグです。

キレイに展示されているウニモグはよく見ることができますが、
実際にどのように使われ、どこが痛みやすいのか、
経年変化するとどのようになるのか、

そんなことを教えてくれるのが、こういった中古のウニモグです。

あるいは故障中のウニモグです。

あるいは、スクラップ行き寸前のウニモグなのです。

ゲレンデワーゲンが大好きな方にとってもウニモグは避けて通れない
興味深いクルマなので、情報の共有をさせていただきたいと思います。
とくとご覧ください。

いきなりですが、フロントウインドウが割れています。

屋根も、なんと凹んでいます。

あの頑丈で有名なウニモグの屋根が凹むとは、、、、

やはり越後の重たい雪はハンパではない。

・・・・そう思っていたら、実はそうではなかったのでした。

聞けば、豪雪地帯に長い間野ざらしになっていて、この上に雪が積もるのだ
そうですが（ここまでは合っていた）、雪に埋もれたこのウニモグの上を
除雪車が走るのだとのことです。

そのために、除雪車の重みで屋根が凹んだり、ガラスが割れたりしたそうです。

それにしても、このウニモグをスッポリ覆い隠し、数メートルも積もる新潟県の
雪というのは、やはりタダもんではありません。

そのことだけは確かです。