【だから人の機嫌を取るのはやめた】

こんにちは！

私。
五人に一人いると言われているHSP。
HSP＝人一倍敏感な人。

昔々。
子供のころから。
私は「人の顔色を見る子供」でした。

人のしぐさや素振りや雰囲気で、
その人の気持ちがわかったり感情が伝わってきたりして、
自分と人との境目があいまいな子供でした。

それは大人になっても変わらず。

何をするにも、

まず人の顔色が気になる。
人にどう言われるかが気になる。
人にどう思われるかが気になる。
人の評価が気になる。

そういう大人でした。

人のことを考えるのは悪いことじゃない。
人の気持ちを考えるのは悪いことじゃない。

ただ、それを「やりすぎて」
私はずっとしんどかった。

私は、

HSPの脳の気質（外界の情報に敏感に反応する気質）をもって生まれてきたので、

無意識に外界のいろんな情報をキャッチして、人の感情もキャッチして、いつの間にかそれに合わせるようになってた。

なんでそんなことになったのかと考えてて、
最近、それに気がついた。

HSPって、非HSP（HSPじゃない人）よりも、
１００～１０００倍の情報をキャッチする。

自分の意志と関係なく、
外からの情報（光・音・におい・人や動物の気持ちや感情）
がバンバン自分の中に入ってくる。

つまり、「アンテナが超敏感」ということ。

で、入ってきた情報を処理するのに脳みそが忙しい。
違和感のある情報は違和感がなくなるように処理しようとする。

例えば怒っている人がいたとき。
その人の怒りの感情が自分にもなだれ込んできてしんどくなる。

だから、その感情を感じたくなくて、
怒っている人の機嫌を取ろうとする。

例えば、嘆いている人がいるとき。
その人の嘆きの感情が自分にもなだれ込んできて悲しくなる。

だから、その感情を感じたくなくて、
嘆いている人をなだめようとする。

そんな感じ。

一見。それは、
人のために尽くしているので、
悪いことではないのかもしれない。

でも、それが「自分自身」の負担になっているなら、
それは考えないといけない。

私の場合。
自分の心がざわざわするのが嫌だから、
ずっと人の機嫌を取ってきた。

自分は後回しで周りを優先。
いつもそんな感じだった。

でもね。これ、
ずっとやってるとしんどいねん。
こんなこと。
ずっとやるって大変やねん。

だって、基本。
人は一人一人違うから、
自分の思い通りになんかならない。

人の機嫌を私が調整することなんかできない。
コントロールすることなんかできない。

どんなことをしても怒る人は怒るし。
どんなことをしても嘆く人は嘆く。

だから人の機嫌を取るのはやめた。

今。私ができるのは、

いい格好をしないこと。
取り繕わないこと。

本音で付き合うこと。
嘘をつかないこと。

これだけです。(*´▽｀*)