第92回センバツ高校野球 展望 | ワンラン日記

ワンラン日記

愛知県岩倉市八剱町「ワン学習塾」の日記。
さらに、代表・犬童の「ラン日記」の二本立て。
2017年は記録足踏みも2018年こそ目指せサブ3!
BEST:10km…40:01 ハーフ…1:26:45 フル…3:10:55

第90回センバツ  第91回センバツ

 

第100回選手権  第101回選手権

 

 

例年より早い、まだ3学期が続く中でセンバツ高校野球が開幕します。今年は大本命の優勝候補がいない反面、中の上に位置する高校が非常に多くなりました。したがって早い段階から実力伯仲同士の対決が目白押しです。特に近畿に近年甲子園で非常に良い結果を残している高校が集中しました。組み合わせをみながら大会全体を展望します。

 

【3月19日】

9:00 開会式

10:30 磐城×智辯和歌山

13:00 平田×大分商

15:30 山梨学院×天理

 

2020年らしくパプリカでの入場行進。鳥取城北の吉田主将による選手宣誓。「東京オリパラ、令和最初の春、ウィルスに打ち勝った人類の叡知」などを含む内容になるだろうか。

開幕戦でいきなり二十一世紀枠の磐城が登場。相手は強豪の智辯和歌山。磐城はエースの沖が粘り強く投げて前半をロースコアに持ち込みたい。智辯は昨夏の経験のある細川や徳丸が控え、相変わらずの強力打線。小林が昨秋調子を崩していたが、どのような投球をするか試金石となりそう。

第二試合にも二十一世紀枠の平田が登場。相手は好投手の川瀬を擁する大分商。投手戦が予想される。令和の時代にも公立校同士の古きよき時代の試合展開を期待したい。

第三試合は好カード。山梨学院は栗田に注目。天理は珍名の「瀬・達」の漢字一文字二年コンビが面白い存在。個人的にはそろそろ名将の吉田監督が采配の妙を見せてくれるタイミングではと考える。

 

【3月20日】

9:00 白樺学園×中京大中京

11:30 国士館×創成館

14:00 星稜×尽誠学園

 

第一試合に明治神宮優勝の中京が登場。高橋、松島、印出、中山など多くのポジションにタレントがいるのが強み。しかし白樺学園も侮れない。エースの片山は経験も豊富でなかなか打ち崩すのが難しそう。中京は残塁が多い野球をする所があるので、早めに点を取っていきたい。

第二試合は実力伯仲。どちらも春に強いイメージがある。創成館の鴨打は190㎝を越えるサウスポー。国士館の中心選手である黒澤と鎌田は左バッター。稙田監督の継投に注目したい。

第三試合に星稜が登場。奥川と山瀬が抜けたものの、チームのバランスは前チームよりも上かもしれない。奥川と遜色のない資質の寺西が成長すれば、悲願の頂点も狙える陣容。尽誠学園は近年なかなか甲子園に出てくるのも苦労している。ここで星稜を倒せば、一気に名門復活の機運が高まる所。

 

【3月21日】

9:00 桐生第一×履正社

11:30 鶴岡東×倉敷商

14:00 仙台育英×東海大相模

 

第一試合に夏春連覇を狙う履正社が登場。昨夏も活躍した左腕の岩崎が健在、池田や小深田も甲子園経験が豊富。関本という注目の二世もおり今大会も実力上位。桐生第一は今泉監督では初の甲子園。昨秋は結構得点を挙げているので、常に先手を取る展開に持ち込みたい。

第二試合の鶴岡東は個人的にダークホース。攻撃型のチーム作りが近年ハマってきた。倉敷商は粘り強さが身上。接戦で後半勝負になれば勝機が出てくる。

第三試合は5年前の夏の決勝カードの再現。当時と同様に両チームとも頂点を狙える。仙台育英は向坂、笹倉、伊藤など投手が豊富。東海大相模は鵜沼、加藤、山村、西川と野手にタレントが揃う。相当機動力でもプレシャーをかけてくるので、仙台育英の木村捕手がキーになりそう。

 

【3月22日】

9:00 鳥取城北×県岐阜商

11:30 明豊×健大高崎

14:00 帯広農×大阪桐蔭

 

第一試合は鳥取城北の攻撃陣と、県岐阜商の投手陣の対決か。鳥取城北の盗塁数は大会髄一。名将の鍛治舎監督がどのように対策を練ってくるか。県岐阜商は佐々木に注目。監督曰く藤原や小園より上とも聞く。

第二試合は一回戦屈指の好カード。昨春を経験した若杉がエースで健在、伝統の強力打線も布施を中心に破壊力がある。健大高崎も機動破壊で有名な足だけでなく、投手力や打撃力も目を見張るものがある。昨秋の明治神宮の再戦だが、全く予想が付かない。

第三試合は「なつぞら」で話題になった二十一世紀枠の帯広農が王者と対戦。大阪桐蔭のメンバーも甲子園は初めて、さらに勝って当たり前の雰囲気。そこに付け入りたい。3回を終わった場面で帯広農業がリードしていたら一気に面白くなる。

 

【3月23日】

9:00 広島新庄×鹿児島城西

11:30 花咲徳栄×明石商

14:00 日本航空石川×明徳義塾

 

現巨人の田口を輩出した広島新庄。近年好左腕を次々と生み出しているが、今チームも秋山という素晴らしいサウスポーエース。鹿児島城西は本格派の右腕八方。毛色の違う両投手の投げ合いか。プロでも非常に活躍した佐々木監督の采配も楽しみ。

第二試合は昨夏の再戦。花咲の井上、明石の中森、來田。世代を代表する選手が再び相まみえる。明石商の狭間監督は以前明徳の馬淵監督の下でコーチをしていた。試合後3塁側のベンチですれ違う。絶対に負けられない執念が発動する感がある。

第三試合は荒いが大型の魅力あふれる日本航空石川と緻密さで勝負する明徳という対照的なチームカラー。日本航空の嘉手苅の調子が上がっていれば面白い。明徳は新地が安定しているのが心強いだろう。

 

【3月24日】

9:00 智弁学園×加藤学園

 

智弁学園は2年に逸材が揃う。前川を中心とする爆発的な攻撃力が売り。西村や小畠が好投すれば負けにくいチームと言える。加藤学園は県の東部から悲願の初出場。肥沼を中心とした守りのチーム。最少失点で抑えて後半勝負になれば面白い。

 

青色で表したCゾーンが最激戦区ですかね。ベスト4は中京大中京、星稜、東海大相模、明石商と予想します。大阪桐蔭と東海大相模の東西横綱対決はまだ甲子園で実現していません。そろそろ見たいですね。

 

 

 

幻となった大会ですが、自分で組み合わせ抽選を行って仮想大会を開いてみました。期間中は時々大会が開かれている世界線でブログを書いていきます。