政府は2018年度の経済財政運営の基本方針(骨太の方針)を発表した。
骨太の方針はこちらのサイトからご覧になれます。

骨太の方針において、「保育士のさらなる処遇改善に取り組む。」ことが明記されている。
それと関係するもので、グレーゾーン解消制度により、保育所による健康管理情報の電子化について児童福祉法の取扱いが明確にされている。

保育所で預かる園児の睡眠の状況や体温といった健康管理に関する情報を電子化し、保育士等が当該電子記録をアプリ上で確認できる保育支援アプリを保育所に提供した場合、

その電子的記録が児童福祉法上の「帳簿」に該当し、当該保育所が児童福祉法上の基準を満たすか否かについての照会に対して、

事業所管官庁の経済産業省と規制所管官庁の厚生労働省が検討を行った結果、「当該電子的記録は児童福祉法上の帳簿に該当し、その他の設備または運営を低下させない限り、児童福祉法上の基準を満たす」との回答がされた。

回答については経産省のこちらのページで公開されております。

何より結びで、「これにより、保育士の作業が効率化されるとともに、データの蓄積や解析による事故防止等への活用が可能となり、保育の質の向上が期待される。」と明記されており、保育士の処遇改善につながるものであるし…

グレーゾーン解消制度については当サイトのこちらをご覧ください。
 
このような制度に関心のある方は当サイトからご相談・お問い合わせください。

当ブログは「にほんブログ村」に参加しております。
よかったらこちらをクリック願います。
にほんブログ村 法務・知財