サッカーワールドカップで、日本代表は予選で姿を消した。
今になって、評論家などが敗因を分析しているが、多数の方は戦術的なことよりも、前後半の90分間を戦い抜く体力を持ち合わせていなかったことを挙げている。

確かに、後半になってから足が止まっていたのは気になっていた。

そこで、体力を付けるには何が良いか。
それは、走り込みをすることである。
ウエートトレーニングなどよりも全然効果的だ。

実は、ランニングはどんなスポーツをやるにも基本的なトレーニングである。
僕は、小中高校と卓球をやっていたが、毎日やらされていたトレーニングは長距離のランニングであった。

監督などには、試合の勝ち負けは、テクニックよりも、最後は基本的なことがきちんとできたかで決まると常に言われていた。

ワールドカップなどのハイレベルの大会においては、戦術面ではそれほど差がないと思う。
最後は、基本的なことをしっかりやってきたチームが勝つと思う。
要するに、日本代表は基本的なことができていなかった。

僕が現在やっている仕事も基本がしっかりしていなければ勤まらない。
著作権を専門としてやっているが、依頼された仕事を処理するにあたって著作権法をそのまま使われることは、まずありえない。

しかし、著作権法の全体を知っていなければ、仕事をこなせない。
やはり、基本が大事なようだ。
法律家は、まず専門分野に関わる法律を理解しなければならない。