くれぐれも解散権を発動されませんように! | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

一部の人からは、人の心を失った人非人でもあるかのように悪し様に罵られることがある件の知事だが、実際はどうも違うようである。

不信任案決議審議の際に涙らしきものを見せた瞬間があり、感情表現が得意ではないのかも知れないが、決して無感情の冷血漢などではない。
あの涙が誰のために流した涙か知らないが、件の知事には流す涙もあれば、それなりの考えもあるようだ。

不信任決議が可決されたことで、件の知事には県議会の解散を宣言する権限が付与された。

件の知事からは自分から動き出すような気迫を感じられないので、結局は失職を選ぶのではないかと思ってはいるが、ただ一つ懸念がある。

百条委員会の審議をないもの、なかったものにするために、あえて県議会を解散させる、という手段が残っている。

件の知事は百条委員会の設置に対してそもそもどういうスタンスでいたのか。

百条委員会での何か、を期待していたのであれば、件の知事は県議会の解散には結局は踏み切らないと思うのだが・・。