それぞれの党を代表し、満を持して今日の議院運営委員会に臨まれたのだろうが、SNSでの反応を見る限り、聴衆の期待に応えることが出来たのは、どうやら立憲民主党の辻元清美衆議院議員と共産党の田村智子参議院議員のお二人だったようだ。
自民党の国会議員はこういう質疑になっても仕方がないかも知れないが、自民党にとってもご本人にとっても何のポイントにもならなかったのではないか。
殆ど質疑時間の割当てがなかった国民民主党の議員の質疑が食い足りないのは当然と言えば当然だが、維新の衆議院議員の方の質疑はどうも感心しない。
東京でも勢力を伸ばそうとしているのに、この質疑では維新にとってマイナスになってしまいはしないか。
維新は、やはり準与党という立ち位置を目指しているのかしら、と思われかねない。
あえて安倍前総理に厳しい質問をするのが嫌だったら、その貴重な質疑時間を他党に譲った方がよかったのではないか。
まあ、今日の議院運営委員会の質疑は、皆さん、いずれ忘れてくれるだろうから維新にとって大きなマイナスにならないで済むかも知れないが、何の得点も上げられなかったのではないかしら。