論より証拠、と言う。小池さんもそろそろ西浦モデルから日本モデルに移行しては? | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

鬼面人を驚かす、と言うが、西浦さんは、万事承知の上で私たちを脅かし続けていたようである。

何もしなければ42万人死ぬ、などと言われれば、多分どなたでも何かされるだろう。

幸いに42万人も死ぬようなことがなかったのだから、大成功である。
アゴラの執筆陣から西浦モデルの脆弱性、非科学性などが指摘されているが、私たち素人からすれば、あれはあれでよかった、ということになるのではないか。

世間には他人の言葉をそう簡単には受け容れようとしない人が結構多そうだから、あれくらい強く言わなければ大方の人はその気になってくれないだろうと判断して、西浦さんはあのように言ったのだろうと思っている。

あれはあれでよかったんじゃないの、というのが、現時点での私の感想である。

ご本人は自分の予測が当たらなかったことを現在どう評価されているのか分からないが、客観的には、当たらなくてよかった。

緊急事態宣言が解除されるに至った現時点では、もはや西浦モデルに固執する必要はないだろう。

西浦モデルにとって代わるものとして私たちの目の前にあるのは、日本モデルである。

とにかく、私たちは、新型コロナウィルスを私たちのコントロール下に置くことには成功したようだ。

新型コロナウィルスの世界的蔓延リスクを完全に解消したわけではないが、少なくとも日本国内ではコントロール下に置いたようである。

二波、三波の襲来は確実だ、などと言われているが、それはその時のこと。

今は、とりあえずホッとしていていいのだろう。

小池さんも然り。
そろそろ西浦モデルから卒業してもいいのではないか・・。