この民意のうねりをどう捉えるか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

これでいい。
国民の厳粛な審判が、遂に下った!

そう受け止められるのがいい。

すべての結果が判明したわけではないが、ほぼ事前の予想通りの結果に終わるようである。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし、などと言われているが、今回の統一地方選挙前半戦については何の不思議もない、と言っていいだろう。

大阪維新の芽を潰そうとした反維新の大阪・与野党連合は功を奏せず、革新道政の樹立を目指した北海道の野党連合は無惨に破れ、また地元選出の自民党国会議員を大きく二分することとなった福岡県知事選挙も非麻生派の自民党国会議員らが支援した現職知事が自民党の推薦候補者を破っての勝利に終わる。

今回の選挙においては、結果的に如何なる奇策も通ぜず、また、選挙戦の最中に如何なる奇跡も起きなかった、ということだろう。

私から見れば、すべて順当な結果である。

まずは、自民党と維新以外の他の野党がどんな形で結託しようと、第三極の政治勢力を潰し切ることなど不可能だ、ということが分かったはずである。

次に、今の野党が今の野党のままどんな形で選挙協力をしても、民意を背景に擁立された自民党推薦の候補者には勝てない、ということも分かったはずである。

さらに、自民党の国会議員の間に克服しがたいほどの意見の相違や利害の対立がある場合は、たとえ自民党の本部が推薦決定をしたり組織的な締め付けをしても末端までは届かず、結局は自力がある候補者が勝利を収める、ということも分かったはずである。

私たちが目の当たりにしたのは、組織の締め付けが利かなくなった時代の選挙だ、ということだろう。

うん、これでいいんじゃないかな。

結局は、良質な候補者を擁立した方が、勝つ。
大義がある方が、勝つ。
民意をより多く捉えた方が、勝つ。
そういうことだろう。