参議院改革の理念を欠く自民党の参議院定数増法案 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。


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衆参両院を統合して一院制にすることに賛成意見を述べたことがある私にとって、一票の格差を是正するために参議院の定数を6増やすことを内容とする参議院定数増法案など論外、ということになる。

自民党の青年局が自民党の参議院定数増法案に批判的な意見を述べ、さらに与党の一翼を担っている公明党からも反対の意見が出されたというのは、実に結構なことである。
自民党にも公明党にも、良識ある方々がそれなりにおられたということだろう。

道州制の推進を目標に掲げたこともある自民党が、ここに来て参議院の定数を増やすことを提案するに至った、というのは、自民党が既得権を失うことを恐れる守旧派、現状維持派の政党に堕しつつあるという証拠である。

自民党の定数増法案には、何の大義もない。

合区によって議席数が減少することとなる県を抱える選挙区の有権者や候補者にとっては確かに死活問題になるのかも知れないが、参議院議員選挙はあくまで国民の代表者を選ぶ選挙であって、単なる都道府県の代表者を選ぶ選挙ではない。
止めとけ、止めとけ、と申し上げたいのだが、自民党の参議院議員の方々は多分ごり押しするのだろう。

無理が通れば道理が引っ込む、という姿を私たちはこれから見ることになりそうだ。
なんだかなあ、と思うが、今の政治状況では如何とも仕方がない。


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