意表を突いたのは、やはり河野太郎外務大臣の登用かしら | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

石破さんや野田さん以上に自民党らしくないのが、河野太郎氏である。

行革の鬼という尊称を奉るとしたら河野氏以外にはいない、河野氏は自分が正しいと思えばどこまでも頑張る人で、河野氏を懐柔できる人は滅多にいないはずだ、と思ってきたが、その河野氏を外務大臣として登用しようというのだから安倍さんもやるものである。

役人を徹底的に批判し、時には悪しざまに罵っても恥じないのが河野氏で、自民党の部会で河野氏の発言ぶりを目の当たりにした時はビックリしたものだった。
河野氏には一言居士みたいなところがあり、一度言い出したら言い止まない。

役所にいた経験もある私などは、見ていて役所の担当者が気の毒になるほどだった。

へー、国会議員はこんなにも役所の担当者を怒鳴っても平気なのか、と驚いてしまった。
と同時に、役所の担当者が何か隠し事をしていたり、誤魔化そうとしていることを見破った時は、決して有耶無耶で終わらせてはならない、ということを河野氏にと教えられたようなものだ。

河野氏は、普通の自民党の国会議員とは、一味も二味も違うものを持っている。
しかも、様々な情報に通じ、様々な政策にも強い。

自民党の大多数の国会議員が核燃料サイクル政策の推進を言っている時に、河野氏は舌鋒鋭く政府の核燃料サイクル政策の誤りを指摘し、使用済み燃料の再処理に反対していた。
一度だけではない。
事あるごとに、河野氏は自説を展開していた。

多勢に無勢で河野氏の意見は絶対に自民党の中では取り上げられないのだが、しかし河野氏は言い止まない。

河野氏の凄いところは、自分の意見が自民党で取り上げられなくても絶対に自民党を離党しようとしないところである。

自分の意見が正しいから、自分の意見が自民党の中で通るようにひたすら頑張る。
まあ、自民党の中でじゃじゃ馬か暴れ馬のような存在だったと思うが、そういう河野氏の言動を承知しながら、安倍さんは今回の内閣改造で河野氏を外務大臣という重要ポストに座らせることに決めた。

多分、これで河野氏は、自民党の総裁候補の一角を占めることになるのだろう。

いや、大したもんだ、ととりあえずはエールを送っておいた方がよさそうだ。