稲田さんは、防衛大臣だからこそ靖国を参拝したのだと思う | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

靖国を美化している、靖国は軍国主義国家の象徴だ、などという言説にお目にかかると、なんだかなあ、この人たちは今の靖国を見たことがあるのかなあ、という気になる。

あまり大袈裟に騒がないことだ。
国のために尊い命を捧げられた英霊がそこに祀られていると思えば、政治に携わる方々がそこで自然に頭を下げたくなる心情ぐらいは思いやるべきである。

遺族会の方々が靖国を参拝される心情と、政治に携わる人たちが靖国を参拝される時の心情には大きな違いがあるはずである。
勿論、靖国を単なる観光スポットと見做す方々の心情とも異なる。

靖国を護る神官の心情と私たち一般の参拝者の心情も相当の違いがあるはずだ。

違っていいではないか、その違いをことさらに暴き出すことにどれほどの意義があるのだろうか、というのが私の感想である。

稲田さんが昨日靖国を参拝したが、ご本人がことさらに自分の靖国参拝をアピールしたのならその参拝には何らかの政治的メッセージが籠められている、と解した方がいいだろうが、稲田さんが個人として靖国を参拝したことをことさらに取り上げて批判の対象としたり、その逆に称賛の対象にすることも好ましくない。

真珠湾を訪問してアメリカや日本の英霊に花を手向け、御霊を慰めてきた、というのだから、靖国に祀られている我が国の英霊の御霊を慰めるために靖国に参拝した、というだけのことである。

何も問題にする必要がない。
むしろ、日本の防衛・安全保障を担当する防衛大臣としては、自分に課せられた職責の重さを自覚した上での素直な行動だった、と言っていいのではなかろうか。

安倍総理が、ノーコメントで通したのは結構なことである。

こういうことは、あまり言上げしない方がいい。
日本は不戦の誓いをしている国である。
日本の国民は、軍国主義に嫌悪感を抱いており、軍国主義国家に変質することを恐れている、と言っていい。

靖国は、日本のみならず世界の平和を祈念する祈りの場だと思う方がいい。
少なくとも、私が靖国を参拝する時はそういう気持ちで参拝している。

まあ、周辺の国々の方にはそういう心情はなかなか伝わりにくいだろうが、靖国を参拝される一般の方々の表情を見れば一目瞭然である。

くれぐれも誤解のないように。