対中国、対北朝鮮、対韓国には毅然とした態度を示す方がいいだろう | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

なんとか穏便に、と思うが、しかし事勿れ主義に堕してしまうと多分、日本はズルズルと押し込まれてしまうだろうから、ここは踏ん張る必要がありそうだ。

元々対中国穏便派の人だったら中国や韓国の人たちの反発を予想して融和的態度を取ったとしても特に侮られることはないだろうが、真正保守と目され、対中国強硬派、対韓国強硬派、対北朝鮮強硬派と思われている稲田防衛大臣がここで下手に妥協してしまうと、自民党の保守派は骨がない、とみられてしまう。

大変な物議を醸すだろうが、しかしそれでも稲田さんは意地を張った方がいい。

自民党にとっても安倍内閣にとっても、日本にはこのくらいの強硬派がいる、という事実を対外的に示した方が結果的に対外的交渉力の強化に繋がる筈である。

強硬派の方が相手から一目置かれることになるのだから、たとえ外務省筋から色々圧力が掛かってきても稲田さんは頑張った方がいい。
ひょっとしたら防衛大臣更迭、などという話になってしまうかも知れないが、稲田さんの役割は自民党の中には稲田さんのような強硬派もいる、というメッセージを対外的に発信することだろう。

北朝鮮も中国もだんだん傲慢になってきている。
多分、日本政府がいくらあれこれ口頭で抗議しても、彼らの傍若無人さは改まらないだろう。
北朝鮮や中国政府に足元を見られないようにするためには、日本にも強硬派が厳然として存在しているということを示す必要がある。

稲田さんにとっては気の毒なことになるかも知れないが、稲田さんは、この際、愚直に悪者、頑固者を演じられることだ。