国政の仕組みを変えるための衆参同日選挙は歓迎する | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

3年ごとに衆参同日選挙をやってもらえば、ありがたい。
衆議院と参議院のねじれを解消し、政治の安定化を図るためには、衆議院と参議院の選挙を同時にやってもらうことだ。

衆議院議員の任期が事実上3年になるが、少なくとも3年間は人気が保証されれば衆議院議員は今よりは落ち着いて国会議員の職務に専念できるようになるはずだ。
いつ解散があるか分からない衆議院議員は、解散の話が出てくると気もそぞろになって、国会の審議に集中できなくなるのが普通である。
国会議員というよりも、単なる選挙運動員だったり、単なる投票マシーンに成り下がってしまう。

勿論、そうではない立派な国会議員も沢山いるのだが、自分では何の法律案も何の政策も作らないで、ただただ政府が提案する法案に対してほとんど自分では何も検討しないで闇雲に賛成したり、あるいはその反対に反対のための反対だけして実際には何も考えていないのではないか、と思うような人もいる。

選挙の時に有権者から投票してもらうことしか考えていないから、支持者、支持層へのアピールしか考えず、とかく支持者に阿ってしまう。
薄っぺらいと言えば実に薄っぺらいのだが、そういう人でも実際に当選してしまうことがあるのが、今の選挙である。

私は、これが嫌いだ。

国会議員は一般の方々よりも政策に通じ、物事に通じているはずだ、と思っておられる方もおられるかも知れないが、国会議員になるまでにそれ相応の経験や業績を上げて来られた方はともかく、何の経験も何の業績も無くても当選してしまうことがあるのが今の選挙だ。
中選挙区選挙時代は選挙で人物が鍛え上げられた、ということもあったようだが、小選挙区制選挙で楽な選挙しか経験したことがない若い国会議員の場合は、どうも政治家として未熟だな、と思わざるを得ないことが多い。

まあ、衆参同日選挙に踏み切ったからと言って国会議員の資質が格段に良くなる、ということはないのだが、衆参同日選挙を何回かやると、衆議院と参議院の二院が本当に日本に必要なのだろうか、という議論が起こるはずである。

国会議員はどうあるべきか、国会はどうあるべきか、といったあたりのことを一般の方々が真剣に議論するようになってくれればありがたい。

私は、統治機構の改革はいずれは必要になるだろうと思っている。
そのための憲法改正もいずれは必要になるだろうと思っている。

現状でいい、このままの状態がいつまでも続くのがいいと思っておられる方もいるだろうが、私は、いずれ日本の統治機構が変わることを期待している。

変えられないと思い込んでいる日本の統治機構や選挙制度を変えるための議論を巻き起こす切っ掛けに衆参同日選挙がなればいい。

まあ、今回は衆参同日選挙にはならないだろうが、衆参同日選挙は決して悪いことではない。