細野氏や前原氏、長島氏の今後の動き次第だな、と思っているが、今の民主党には大して国民の期待は集まってこない。
これではいずれは共産党の後塵を拝することになるな、と思うが、中にいる人たちには大して危機感がないようである。
絶望しないために期待しない、失望しないためにあえて期待しない、ということをかつて学んだような記憶があるが、どうやら今の民主党の皆さんはその路線を忠実に歩んでいるようだ。
どこに向かって歩んでいるのかしら、と思うが、2月に入っても相変わらず迷走を続けているようである。
切磋琢磨出来るライバルがいそうにない、という現在の状況は、盲目的な自民党支持者、熱烈な保守の人たちにとっては歓迎すべき状況だろうが、多少リベラルの傾向がある私からすればどうも感心しない。
これでは、いつか甲乙の争いから丙丁の争いになってしまうぞ、と反って心配になる。
強力なライバルを抱えると皆、真剣に仕事をするようになる。
何をやっても大丈夫、何をやっても選挙に落ちるようなことにはならない、ということになってしまうと、甘利事務所のように脇の甘い人たちがどんどん増えてしまうことになる。
下がだらしないのは、上がだらしない証拠。
そのくらいに思っておかなければならない。
あえて、苦言を呈しておく。
これは、自民党の国会議員にも、民主党はじめ野党の皆さんにも共通して言えることである。
緊張感を失ったら、どこで奈落の底に落ちるかも知れない。
民主党の皆さんは、自民党の国会議員のためにももっと頑張るべきである。
皆さんの志の低さには、少々呆れている。