今朝の青葉台ラジオ体操会で久しぶりにお会いした。
古民家模型づくりの名人で、テレビでも取り上げられた我がラジオ体操会の有名人である。
ラジオ体操の後の車座ストレッチ放談会には一度も参加されたことがなかったが、今朝は珍しく私たちの輪の中に入ってこられた。
ラジオ体操会に参加されている方で私が確認している最高年齢者は30数年間ダンスを楽しんでおられる93歳の方だが、古民家模型作りの名人は88歳になられるようだ。
車座ストレッチ放談会の脇を通り過ぎようとされていたのを私たちの仲間が引き留めた。
お久しぶりですね、と声をかけたら、え、と言いながら私たちの傍に近づいてこられた。
最近耳が遠くなったのでと言いながら、私たちの輪の中に入ってこられた。
朝霞には一芸に秀でた色々な方がおられる、ということを話していた最中だった。
囲碁名人や物売り口上大道芸名人の話が一通り過ぎて古民家模型作り名人に話題が移って行った。
古民家模型作り名人は長く剣道をやっておられたようで、身振り手振りで小手を打つ時の踏込みとか抜き胴の時の竹刀捌きや足捌きの話をされていた。
手を見せていただいた。
がっしりとした腕、太い手指に目が行った。
右の手指が太くて大きく、かつ開いている。
ボーリングをやっておられるとのことだ。
どのくらいの重さのボールを投げているんですか、と聞いたら14.5だそうだ。
そういう中途半端な重さのボールがあったのかしら、と思ったが、これはお年寄りには重いはずだ。
へー、凄いですね。
思わずそう声を上げたが、最近のアベレージは170から175くらいだそうだ。
数か月前には245のスコアを出したということだから、これは凄い。
右の手指が太くて大きく、かつ開いている、というのはボーリングの穴に合わせて手指が開いたということのようである。
87歳だと思っていたら、もう88歳になられるそうだ。
88、170、254。
どの数字を見てもただ者ではない。
朝霞には、こういう方が沢山おられる。
ちなみに、この方の名前は蕪木である。
カブラギではなくカブラキと発音するのが正しいそうだ。
今日も驚かされた。
こんなに凄い人たちがゴロゴロいる。
無芸大食一筋の私が少々恥ずかしい。
(5月3日の早朝ラジオ体操会でスコアシートを確認させていただいたので、数字を訂正しておく。最近のハイスコアは、245ではなく、254であった。うわー、これは凄い。)
弁護士早川忠孝の雑来帳「ザッツライッ」
メールマガジンの購読はこちらから
リンクはこちら⇒弁護士早川忠孝の雑来帳「ザッツライッ」