御用納めだが、まだ正月には早過ぎる | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

今日が、役所の御用納めである。


これでようやく一年が終わる、いよいよ正月だ、と多くの人はホッと一息つかれている頃だろう。

しかし、我が家では、今年の大晦日も正月も普段と変わらない生活のリズムで過ごすことにした。


我が家の正月は、旧正月。

これが、合言葉である。


今年の荷物が片付かない。

それぞれが、次への本格的なスタートに備えて今準備しなければならない大事な時だ。

とても浮かれ騒いでいる時ではない。


こういう時は、グッと落ち着いてマイペースでやるに限る。

正月がなくなった、と思うと不思議なものだ。

さあ、やるぞ、という気になってくる。


小沢問題の越年が決まった。

大変な荷物の整理が結局出来なかった。

民主党にとっては、大変なお荷物。

日本にとっては、ただの大きな荷物。

何とか片付けてスッキリしたかったが、相変わらずだ。


まあ、旧正月を迎える頃にはなんとか目途がつくのだろう。

昨日の民主党の役員会で、引き続き小沢氏に政倫審での弁明を勧めることとし、それでも小沢氏が自ら政倫審に出ようとしない時は、民主党として通常国会の開催までに政倫審を開催することを議決することを決めた、と報じられている。

小沢氏の政治資金規正法違反での起訴を一つのタイミングとして小沢問題の決着を図る、というメッセージである。


私は、菅氏の小沢切りの決意は今回は本気だと見ている。

参議院の輿石氏らは建前上反対したようだが、反対論のトーンが急激に低下している。

もはや輿石氏らの反対が通じない程度に菅氏らの決意が強かった、ということだろう。

内閣の改造も越年しそうだが、どうやら大改造になるようだ。


打つ手なし。

小沢氏側の動きがまだ表面化していないが、これで小沢氏や平野貞夫氏がこのまま何も言わなければ、この先の結果は見えている。


私たちが正月を迎えることが出来るのは、やはり2月になるだろう。