こういう規模で事件の揉み消しが図られていたのか、と愕然とするようなニュースがアメリカ側から伝わってきた。
かつての政治家は、塀の上を歩いていると言われていた。
偶には塀の中に落ちる人がいるが、落ちない人も落ちる人とそんなに変わりがない、と言われていた。
政治に金がかかるというよりも、政治が金で動く、政治で金が動く時代の話だ。
今は、国民の投票で政治が動く時代。
小沢氏が自民党を飛び出した時代から日本の政治は変わっていった。
日本の政治の在りようを大きく変える力になったという意味で、小沢氏の功績は大きい。
小沢氏が自民党を飛び出したから、自民党は自らを変えてきた。
遂に総理にはなれなかった河野洋平氏が自民党の総裁になったのも、小沢氏がいなくなったから。
橋本龍太郎、小渕の2人が自民党の総裁になり総理に就任したのも、小沢氏がいなくなったから。
あの頃から自民党は土建型政治から徐々に変質を遂げてきたようだ。
これを決定付けたのが、小泉純一郎氏。
公共工事の削減をどんどん進めた。
少しずつ、政治が金で動かなくなった。
政治でも少しずつ金が動かなくなった。
総裁選挙や閣僚ポストを巡って金が動くようなことがなくなったせいだろう。
政治で金が動くことが少なくなったから、政治家のスキャンダルも小さくなったのだと思う。
大物もいなくなったが、わざわざ揉み消すような事件もなくなった、ということである。
大きな流れは、こういうことだ。
小物は捕まるが、大物はそんなことをしないから捕まる材料がない。
そもそも大物がいなくなった、ということだ。
こういう基準で考えると、大物は金丸信まで。
その後は、揉み消すほどの大事件はなく、揉み消さなければならないほどの大物もいなかった、ということだ。
一人で納得。