日本にとって一番怖いのはアメリカではないか | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

オバマ大統領はこれまでのアメリカ大統領とは一味違う。


黒人系大統領というよりもアジア系大統領の雰囲気を持っている。

アジアや日本が好き勝手なことを言っても、まずは聞く耳を持っている。

実に辛抱強い。

懐が深いのだろう。


しかし、一般的には、アメリカは日本に対し寛容だとは言い難い。

とても、話せば分かる、という存在ではない。

法律家が作った多民族国家は、ルールに厳しく、約束事を破るような相手には、契約に基づいて徹底的に制裁を加える、報復をする、というところがある。


そのことをどの程度分かっているのか。


共和党政権の時にはこれが徹底していたが、現在の民主党政権でもいつ強面のアメリカに変貌するかも知れない。

かつてのジャパン・バッシングを思い起こすと、いつオバマ政権も強いアメリカに変身するかも知れない。

いざとなったら、中国や北朝鮮も脅威の比ではない。

日本にとってアメリカほど怖い存在は無い。

私は、そう思っている。


日本政府や日本人に対するアメリカ国民の視線が段々冷たくなっているような気がする。

「重大な覚悟がある」などとは言わないだろうが、内心では「馬鹿にするな」ぐらいのことは思っているかも知れない。


実際にはもっと理詰めで、


「あなた方は何年何月何日には、こう言った。

そのことを憶えているか。

そのことを撤回するという趣旨か。

撤回したらどういうことになるのか十分分かっているのだろうか。

皆さんには、その場合の責任を負う覚悟が出来ているのか。」


などと畳み掛けてくるのではないか。


背筋をピンと伸ばし、相手の目を睨みながら、大声でまくし立てれば、普通の日本人は怒鳴られている、と感じるはずだ。

今、日本の外務大臣や防衛大臣はそういう状況に直面していると思う。


これは、相当ヤバイ。

そう思っていないとすれば、よっぽど鈍感な人たちだ。


アフガニスタンで数千人の若人の血を流しても、なおテロとの戦いを続けようとしているアメリカ。

イラクでフセインを捕らえ、裁判を受けさせた上で処刑に至るまで一切妥協せず、攻撃を止めなかったアメリカ。

かつて日本との貿易摩擦で日本製の自動車を叩き壊したアメリカ。


私は、アメリカという国は絶対に甘く見てはならない、と思っている。

鳩山総理は、それでも、自分を中心に世界が回っているとでも思っているのだろうか。