挨拶回りで足が棒に | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

新大臣政務官と事務引継ぎを終えた後に、新副大臣、大臣の順に表敬挨拶をする。

その後、省議メンバーにお別れの挨拶をし、引き続き検事総長以下検察庁の幹部と挨拶を交わす。


いつものエレベーターではなく、中央のエレベーターに乗って下に下りるが、そのエレベーターの周りに幹部が勢揃いして見送りをする。

ああ、これで法務省ともお別れだな、と思ってエレベーターを降りると、課長以下の職員がフロアーに揃っている。

法務大臣政務官の秘書を務めてくれた女性が職員を代表して花束の贈呈をしてくれた。


あの顔も見える。

この顔も見える。

一つの決済文書を巡って何度か検討のやり直しをお願いしたことを思い出す。

公訴時効見直し問題のワーキングチームで議論を戦わせたメンバーや再犯防止プロジェクトチームのメンバーもいる。

短いようで、結構長かった。

同志とのお別れをしているような気になった。


何度も何度も振り返り、手を振ってお別れをした。

ありがとうございました。


この、ありがとうございました、は心からのありがとうございました、である。

本当にありがとうございました。


秘書官にも大臣政務官車の専属運転手の方にも、最後の挨拶をして永田町から朝霞の事務所に戻ってきた。

ぐっと疲れが出て来た。

日弁連、最高裁、衆議院、参議院の議員会館の各部屋の挨拶回りをしたら、さすがに足が棒になってしまった。