終わりよければすべて良し。衆議院解散、バンザイ。 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ありがとうございました。

バンザイ、バンザイの声が鳴り響いている中で、私は深く頭を下げ、ありがとうございました、と呟いていた。

衆議院が今日解散した。

この6年、私なりに精一杯戦ってきた。


国会に議席を選るまでに8年間、地元で戦ってきた。

決して平坦な道ではなかったが、平成15年の選挙で当選させて頂き、それまでの果てしない戦いに一応の終止符を打つことが出来、応援して頂いた皆さんにもどうにか悔しい思いをさせないですむことが出来た。


その後6年近く、国会で活動させて頂いた。

非力な私だが、幸い法律の専門家ということもあり、当選2回にも拘わらず重要な仕事を任せて頂いた。

裁判員制度、犯罪被害者基本法、民法772条問題など法律の分野に留まらない。


耐震偽装問題が発生した時は、自民党のワーキングチームの座長に就任させて頂いた。

危機と戦う!セーフティネット政策議員連盟や、自民党を刷新する第三世代の会も立ち上げることが出来た。

若手の議員の結集の一つの核を作ることが出来たのは、望外の喜びだ。


中小企業の事業承継に関する相続法制や税制の特例措置などの導入にも貢献することが出来た。

原爆被爆者対策問題小委員長に就任して、原爆症認定基準の抜本見直しや原爆症認定訴訟の解決の糸口を付けることが出来たのも良かった。


そして、最後の1年は法務大臣政務官としての仕事である。

歴代の政務官の3倍仕事をしたかどうかは定かではないが、一定の足跡は残せたと思う。

凶悪重大事件に係る公訴時効の廃止は、その中でも重要だ。


これだけ仕事をさせて頂いたのだから、これから何があっても驚かない。

とにかく悔いは、残っていない。

ひたすら、私の周りにいる人、私の周りにある物に対して、ありがとう、ありがとう、と感謝するのみである。


終わりよければすべて良し。

衆議院解散、バンザイ。