ニュースは作るもの | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ニュースは作るものだ、ということが分かってきました。


いつ、どのタイミングで、どう発言すると、マスコミに載るか。

皆さん、周到に計算されています。

これまでマスコミに流れてきた情報は、嘘ではないと判断しております。


誰かが、意図的に書かせている。

そして、反応を確かめながら、適宜、軌道修正している。

情報の受け手の方でも、これにどう反応したらいいのか計算しながら、マスコミが飛びつくような発言をしている。

すべて、駆け引きです。


若い政治家がこれに引き摺られて誤った行動に走らないよう、注意する必要がありそうです。

これから1週間、耳を塞ぎ、目を瞑っていた方がいい。

そうアドバイスしたいと思います。


それにしても、解散情報は、私たちの心を大きく乱します。

ニュースに振り回されるよりも,早くニュースを作る側に回りたいものです。


え。

十分ニュースを作っているよ。

そんな。

私は、あくまで、ほんの半歩先のことを読んでいるだけです。


いずれにしても、都議会選挙が終わるまでは、解散もなければ、両院議員総会招集もない。

マスコミの皆さんには、そう答えておきました。

何故か。

大抵の人は地元で挨拶回りに余念がないようで、永田町には殆ど主要メンバーが出てきておらず、とてもこれから嵐になるような機運が感じられないからです。

結局、テレビの画面や新聞の紙上で多少の動きが感じられるだけで、とても地が動くような状況ではない、ということでしょう。


まずは、麻生戦略の勝利、というところでしょう。


こんなマスコミ対策があってもいい。

私は、そう思っています。

政局の主導権は、これで麻生総理に移りました。

マスコミの方々の見立てとは違っているかも知れませんが。