おはようございます。
こういう状態が迷走、というところでしょう。
こういう時こそ、目を瞑って事態を冷静に考える必要があります。
迷走の時こそ、冥想。
とにかく一息つきましょう。
昨日、17歳の石川遼君がミズノ・オープンで見事な勝利を納めました。
ミドルで9のスコアを出してしまえば、勝利の女神がその瞬間にジェットの乗って飛び去ったようなもの。
それこそ緊張の糸がプツンと切れて、後はズルズルとスコアを崩すのが必至。
プロだってそうなっても仕方のないようなことなのです。
しかし、石川君の場合は、それまでの蓄積が支えになりました。
本人の強運が、見事なチップインイーグル(バーディと書いたのは間違いです。ご指摘ありがとうございます。)を呼び込みました。
最後は、グリーン周りのラフから見事に寄せて、バーディ。
劇的な勝利です。
慌てず騒がず、気を取り直すというのでもなく、淡々と、そういうこともあると受け容れて、虚心に次のホールに臨むことが出来る。
まるでイチロー選手の再来です。
さて、麻生総理です。
今が麻生総理にとって正念場でしょう。
なんだかバタバタしています。
サミットを直前にして、この迷走はよくない。
私は、そう思っております。
今朝の新聞各紙を読むと、総理は、都議選終了後に解散して8月2日、あるいは8月9日に投票というスケジュールを考えられているとのことです。
これは最悪です。
しかも、このスケジュールは、単に麻生降ろしを封じるため、と書かれております。
自分の地位を守るためとか、選挙のため、などという些末なことで国家の大事を誤らないことです。
このスケジュールでは、確実に自民党は解体・融解への道を歩みます。
まず、静岡知事選挙の結果を見極めることです。
静岡県知事選挙は元副知事の坂本さんが、政党色を薄めることで優位に戦いを進めていると思います。
無党派層の動きを見ていればよく分かります。
自民党系の候補者は、無党派層の3割の支持が得られるようであれば、勝ち。
対立候補は、いずれも無党派層の2割の支持しか得ていない、という世論調査の結果から、さすがに元副知事の坂本さんは強いな、と思っております。
これで相手が40代の若手県議だったら様子がガラッと違っていたでしょう。
いずれも60歳の候補者では、女性候補者のの方が親しみが持てることは確かです。
しかも、クリーンで、悪いことなどしそうもない。
これからは、政党色が強い首長候補者は不利な戦いを強いられます。
小沢民主党の傀儡だと思われるだけで、マイナスになります。
首長は、政党の支配から自由な存在であることが望ましい。
それが、普通の国民の考えではないでしょうか。
私は、これからは、いいことはいい、悪いことは悪い、と言える首長の存在が日本の政治を変える原動力になると思っております。
とにかく、静岡知事選挙の結果を見守ることです。
余談ですが、私は、麻生総理に8月15日の終戦記念日に靖国神社参拝を行っていただきたい。
その大事な仕事をしないで政権を投げ出すようなことは、しないでいただきたい。
そう、願っております。
このブログが官邸に届くことを、切に祈っております。