おはようございます。
皆さんには聞こえたでしょうか。
ぷつん。
かなり大きな音でした。
俺はこんなに頑張っているのに、なんでこうなるの。
自分の周りを見渡して、本当の自分の仲間が殆どいなくなった。
頼りにしていた同志が、今は自分の足を引っ張る存在になり始めている。
これは何だ。
俺は、予算を4本も通し、給油支援法も海賊対処法も成立させた。
金融機能強化法の改正や金融支援措置を思い切って拡大したから、日本の経済危機も辛うじて回避できている。
都議選の応援も一生懸命にやっている。
なのに、何でみんな俺の足を引っ張るようなことをやるんだ。
さすがの麻生さんも、堪忍袋の緒が切れてしまいます。
鴻池さんという一番相談相手になっていた副長官が官邸から去り、盟友と恃んできた中川昭一さんが財務大臣を辞任しました。
今度は、鳩山邦夫前総務大臣と菅さんのバトル。
河村官房長官が飛び跳ねても収まるような状況にありません。
そして、とうとう与謝野財務、金融財政担当大臣の迂回政治献金疑惑と東国原知事の総裁候補発言。
一気に脱力感、無力感に襲われるような展開です。
こういうときが危ない。
今日衆議院の本会議が開かれ、上がり法案の処理を行いますが、仕事が仕上がったときが一番危ない。
何の展望もなく、これじゃあやってられないや、解散して出直しだ。
決してやけっぱちになっているわけではありませんが、顔を洗って出直したい、という気持ちが募るはずです。
7月2日に解散する、というスケジュールが急浮上します。
これが、ご破算で願いましては解散、です。
しかし、ここは思案のしどころです。
まだ、マニフェストが固まっていない。
新しい旗が立っていない。
これからの日本に対して自民党の一人一人の国会議員がどういう風に責任を果たそうとしているのか、その理念、政策が見えていない。
そもそも、戦いに臨む司令塔が決まっていないではないか。
どう見ても、現在は、闇雲にバンザイ解散をするような状況にはない。
何が何でも、7月2日解散だけは回避すべきだ。
私は、そう思っております。
ココが正念場です。
ここが麻生総理の踏ん張り時だと思います。
今日の段階で、麻生総理にエールを送り、態勢の立て直しを勧める人が、日本にとって本当の憂国の士、救国の士ではないだろうか。
私は、そう思います。
今日、自民党を刷新する第三世代の会が動きます。