奇跡がなるか、ならないか。皆、固唾を呑んで見守っている。 | 弁護士早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

弁護士早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

固唾を呑んで多くの方が国会の動きを見守っているようである。


特に児童ポルノ所持禁止問題についての関心が高い。

しかし、このブログで交換されてきた議論が多くの国民の心を捉えれば、このブログが世論を作った、と胸を張ることができるのだが、残念ながらまだそこまでは達していない。


もっと多くの人からコメントをいただければなあ。

もっと多くの人が声をあげてくれればなあ。

もっと多くの人が自分たちの周りの人に働きかけをしてくれているといいがなあ。


そんな感想を持っている。

この問題について初めてコメントを書いてから1ヶ月になる。


しかし、この1ヶ月でこの問題を巡る風景がガラッと変わったことを皆さん、どの程度ご存知だろうか。

少なくとも、罰則をもって児童ポルノの所持を禁止する、というものの考え方が、少し慎重になった。


罰則の適用は法の施行から1年後へ、というのは、このブログで私がはじめに言及したことだった。

多くの皆さんがこの提案をきっかけにこのブログへの投稿をしていただいた。

ここでの議論が、その後のPTでの議論の際の私の意見に深みを与えてくれた。


それまで2回の会議では議論にならなかったことや、私の知らなかった過去の議論などが私の認識になり、宝となってきた。


もっと多くの方からコメントをいただければ、この問題が国民的な広がりを持ち、裾野の広い問題であることを訴えることが出来たが、そこまでには行かなかったが、議論の質は最高だった。


弁護士さんは、難しいことを言うのね。


私がいない席では、そんな風に一蹴されてしまうかも知れないが、私どもの力が求められているときは、最後に

私たちの意見が重みを持つことになる。

この問題が内閣委員会や青少年特別委員会マターということになると、さすがに口を挟むことは難しいが、法務委員会が所管する、法務部会が出口である、ということになると、そうはいかなくなる。


まだ、この先どんな展開が待っているか予断は許さないが、これから数日間にどれだけ皆さんの声が上がるか、またこれに呼応して世論がどう動くか。

少なくとも私の新たな提案がまったく一顧だにされない、などという状況では最早ない。

私は、そう思っている。


福田総理に対するマスコミの謂れの無い批判が相変わらず新聞紙上に登場し、なんとまあ、マスコミは政権叩きがすきなのだろう、なんで政局を作ろうとこんな紙面を作るんだろう、と半ば呆れながら、かつ溜息を吐きながら世論の動きを見守っているが、いずれにしても法案を形にするには後数日しか残っていないのは、皆さんが指摘されるとおりである。


(5月13日以降の国会は、新しい法律を作るために阿修羅の如きスピードでその仕上げに取り掛かった。

そのお陰で、オウム被害者支援法も原爆被爆者援護法も成立する見込みとなった。

衆議院の仕事は、6月10日までに終えなければならない。


だから、最後の仕上げの段階に来ている、という観測は正解である。


奇跡がなるか、ならないか。

私も固唾を呑んで見守っている。)