ささやかな成果だが大きな教訓を得た/いよいよ未体験ゾーン突入/今日、臨時国会再延長 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

なんと皆、柔らかな発想の持ち主だろう。


牧原議員が風邪でダウンしながらも、ブログの更新だけは懸命に続けているガンバリがよく分かる。

山内議員がNPO法人の活動に参加する過程で自民党の候補者公募に応募した経緯や、平成17年の郵政民営化解散総選挙で当選したものの、現在の自民党に対する逆風の中でいかに苦悩しているのかも十分伝わってくる。


同世代の若者に対しこんなにも分かりやすく、率直なメッセージを発信する爽やかな青年政治家に、多くの方々から応援の声が上がるのは当然だ。


自民党の当選1回の議員には、こんな政治家が多い。

まずは、自民党ブログ対決の相手方にエールを送る。


マスコミの自民党バッシンのあおりで、こんな有為な政治家の伸びる芽が摘まれてしまうことがないよう、心から願う。


さて、昨日は在外被爆者の被爆者健康手帳の取得をより簡便なものにするための被爆者援護法の改正(議員立法)についての党内手続きに奔走の一日であった。


8時から厚生労働部会、午後5時から政調審議会、6時から臨時総務会、そして7時から与党政策責任者会議が開催され、自民党の原爆被爆者対策小委員会で纏めた改正法律案要綱、法律案、現行法との条文比較対照表の3点セットについてそれぞれ承認を得た。


それぞれの会議のいずれかで異議が出されれば法案の提出はストップするから、事前の根回しが重要になる。

赤澤事務局次長がそれぞれの会議の主要メンバーに事前に説明をしてくれていたので、すべての手続きがスムーズに進んだ。


ごく簡単な議員立法でもこんなに大変な手続きを踏まなければならないから、新規の制度を立ち上げるということは、実に大変な作業である。

どこかの段階で異論が出されるような法案は、小骨を抜き、時には大骨さえ抜いて提案することになる。


委員長に就任して実質3ヶ月で今回の議員立法の提案に漕ぎつけられたことは、幸運であった。

寺田事務局長や赤澤事務局次長に改めて感謝したい。


さすがに官僚出身の国会議員は、こんなときに大変な力を発揮する。

皆、それぞれに役割を持って政治の世界に飛び込んできた大事な同士である。

こういう人と一緒に仕事が出来るのは、本当にありがたい。


今日の衆議院本会議で、来年1月15日までの臨時国会の会期再延長が決まる。

波乱含みの中での、越年国会。

未体験ゾーンに、いよいよ、突入だ。