いよいよ都道府県議会議員選挙がはじまった。
本来であれば、通常国会の会期中であり、委員会等の審議が行われるところだが、選挙期間中に限っては、緊急・重大な案件が発生しない限り会議を開催しない慣例になっている。
今日から10日間は専ら地元での活動である。しかし、選挙期間中は,個人の街頭での政治活動ができず、朝の駅頭での挨拶も中断となる。選挙のためにマイクを使うことができるのは、午前8時から。
普段の日にマイクを使うと、違反だと抗議する人がいるが、何かの誤解だろう。
今回の統一地方選挙は、7月の参議院選挙とあわせ、日本の将来を占う選挙である。
政治に対する国民の不信感が依然として募っており、冷ややかな目で政治家を見る目を意識するが、それぞれの地域を代表する立派な方々を選んでいただきたい。
安倍内閣にとっては、はじめての統一地方選挙である。
統一地方選挙や参議院選挙の結果で巷間取りざたされているような政局を招くことがないよう、しっかりとした結果を出していかなければならない。
しかし、既に昨年9月の自民党総裁選挙当時の国民の熱気は冷めている。自民党のみならず野党の民主党に対しても国民の目は決して暖かくない。そのような雰囲気が漂っている中での今回の選挙は、候補者本人にとって手ごたえが感じられず、誠に不気味である。
何回経験しても、選挙は怖い。