当店では、漢方相談と言いながら、基本サプリメントが主体になることも。
漢方相談といっても、それはつまり自然治癒的な療法が最適だと考えている。
漢方にも、上薬、中薬、下薬とあり、何でもかんでも漢方がいいというわけではないのです。
例えば、いっ時だけの漢方治療として、下剤のようなもの。
ずーっと長く飲み続けることで効果の出る体質改善的なもの。またそれは長く続けても心配のないもの。
“食”に近いものがいわゆる上薬と言われるもの。もちろん効果も併せ持ちながら。
※上薬は養命薬(生命を養う目的の薬)とも呼ばれ、無毒で長期服用が可能。身体を軽くし、元気を益し、不老長寿の作用があるとされていた。
中薬は養生薬(体力を養う目的の薬)と呼ばれて、使い方次第では毒にもなるので注意が必要。病気を予防し、虚弱な身体を強くするとされている。
下薬は、治病薬(治療薬)と呼ばれて、毒性が強いものが多いので長期にわたる服用は避けたほうがよいとされる。病気を治す、または症状を取り除くために用いるものとされる。
このように「神農本草経」では、保健もしくは予防的な薬物が上ランクに、治療薬が下ランクに位置している。
そして、相談の主体は食の補正、生活の補正になると思います。年齢が若ければ若いほど、食の影響が大きくなるために薬よりは食のバランスを重視します。
サプリメントと言われるものも。うちでいうサプリメントと一般の通販的なサプリメントとは、微妙に考え方が違っています。いわゆる薬局サプリメントと呼ばせていただきます。
○○という成分がこんなことにいいということで○○を配合しました。とか○○にいい○○成分です。のように情報的なことでいいかのようなサプリメント類と違い、薬局サプリメントと呼ばれていて、何十年も薬屋さんの相談の中での重要な役割を担ってきたもの。
その○○がどのように作用して○○の改善に役立つなどの情報共有を薬屋さん同士で分かち合い、お客様の悩みの改善に役立てる目的のもの。したがってコストがかかっているものが多い…。
また人の病は、昔は感染症的なものが主流の時代から、現代では、自己の身体の機能やらいろんなもののバランスの崩れから来るものに変わってきています。
一つは、“食”がまず変わってきているからと言われています。
その“食”の補正としてのサプリメントをまず一つの処方として考えます。
昭和30年代の食品の栄養評価と現代の食品栄養評価とでは、明らかに違ってきていると言われています。
昔の野菜より…たしかに“美味しく”なっている。
“甘く”食べられやすくとも言われています。
しかし、ビタミンやミネラルは、何分の一に減少しているものも。
土自体に含まれるミネラルも昔に比べてかなり減少しているとか…。
売れる野菜、食べ物の品質改良のために引き換えに失われたもの。
食べても、その本来の食べ物の持つ補正力が減弱している…と考えられてきている。
なぜ?
うちで取り扱うサプリメントは、あまり有名なものはない。
でも、しっかりしたものばかり…だと考えている。
その事実、もうかれこれ何十年もうちの店の柱商品とも言える存在。
信頼、安心の薬屋サプリメント。
機能性食品とは違う。
活性型スクアレンのサメミロン
国産で一貫生産しているヤクケンバイオリンククロレラ
またその他…
ワタナベオイスター
その他、シーアルパ100
エラスチンプラスSC
ヤクケンバイオリンクMSM
ラクステップ
ニューアイリタン
忘憂歓
五浄心
…
現代人にあったサプリメント。
しかも漢方的に考えたものなど。
目的がしっかりしている。
出どころがしっかりしている。
なかなか改善しない鼻炎がスクアレンを続けただけで良くなった場合もあります。
つまり症状だけでなく、原因が粘膜にあると考えて補気的であったり、補陰の要素があったり…。
取りすぎの栄養素は、確かにあります。
それでは、なにが取りすぎでなにが少ないのか…。
一つ一つを考えるよりも、自然な形での栄養素の取り入れ方が重要な時ってあります。
自然な形で…。
例えば、下記のチクゴ株クロレラには、“栄養素”の他に自然な形で微量ミネラルなどがさらに含まれています。(全部で69種類とも言われています。)
人工的に○○を配合でなく、自然な形で、満遍なく含まれている状態。そこに何かがあると思っています。
解毒、排泄、補給、補充…。
自然に戻すこと。体質改善とは、そこに鍵があると考えています。



