社台サンデー高額馬列伝 | ぐりぐり君の個人馬主ブログ

ぐりぐり君の個人馬主ブログ

競馬が好きで中央個人馬主、地方個人馬主、フランス馬主をやってます。

社台・サンデーサラブレッドクラブの歴代高額募集馬を振り返ってみたいと思います。
上位6頭について簡単に解説します。



サムライハート

父サンデーサイレンス、母エアグルーヴ
説明不要の超良血馬。
2003年サンデーTCで過去最高価格の2億2000万円(1口550万円)で募集された。
ハリウッド映画「ラスト・サムライ」も意識して「サムライハート」(侍の心)と命名される。
新馬・500万・特別戦と3勝したが、2007年腱鞘炎のため引退。種牡馬入りする。
目標のG1の舞台に立つことはできなかった。
生涯獲得賞金 3036万円


ダンシングオン

父サンデーサイレンス、母ダンシングキイ
兄姉にエアダブリン、ダンスパートナー、ダンスインザダークなどがいる血統。
2001年社台TCで2億円(1口500万円)で募集される。
馬名は「踊り続ける」の意。
活躍が期待されたものの2歳時、3歳時につまずきクラシック戦線に乗ることはできず。
3勝して1000万下までいくものの頭打ちとなり7歳時に障害に転向。2007年屈腱炎のため引退した。
生涯獲得賞金 8956万円


キングアーサー

父サンデーサイレンス、母クイーンモード
母は仏GIヴェルメイユ賞勝ち。
2004年社台TCで1億8000万円(1口450万円)で募集される。
馬名の由来はブリテンの伝説の王の名。
怪我で育成が遅れて3歳時の6月にデビューする。
4勝してオープン入りするも重賞の壁は厚く大敗。6歳時に障害に転向して1勝あげる。2009年に屈腱炎のため引退した。
生涯獲得賞金 8328万円


ルーラーシップ

父キングカメハメハ、母エアグルーヴ
説明不要の超良血馬。
2008年サンデーTCで1億8000万円(1口450万円)で募集される。
馬名の由来は「支配者の位、統治者の支配権」の意。
2歳の冬にデビューして新馬勝ち。ダービートライアル(プリンシパルS)を勝ちダービーに出走(5着)。
その後メキメキと頭角を現し、鳴尾記念 (GⅢ)・日経新春杯 (GⅡ)・金鯱賞 (GⅡ)・ AJCC(GⅡ)・クイーンエリザベス(香港GⅠ)など重賞5勝。
生涯獲得賞金は6億3745万円(海外含まず)。回収率は驚異の300%超え!数少ない高額馬の成功例となった。


アッシュゴールド

父ステイゴールド、母オリエンタルアート
全兄にオルフェーヴル、ドリームジャーニーがいる血統。
2013年社台TCで1億8000万円(1口450万円)で募集される。
馬名の由来はタテガミの色より、グレイがかった金。
2歳の秋に初勝利をあげると2歳重賞(デイリー2歳S)で2着に入る。年末の朝日杯FSで兄弟制覇を狙うも8着に敗れる。
3歳時にクラシックを目指して毎日杯に挑むも惨敗しクラシックを断念する。その後ラジオNIKKEI杯に出走するもまた惨敗。迷走を続けている。
生涯獲得賞金 2845万円(7月19日現在)


ソリタリーキング

父キングカメハメハ、母スカーレットレディ
兄にヴァーミリアン、サカラートがいる血統。
2008年サンデーTCで1億6000万円(1口400万円)で募集される。
馬名の由来は「孤高の王」の意。
2歳の冬にダート戦でデビューして勝利するとそこからどんどん勝ち進んでいき4歳時にJCダートに出走。
5歳時に重賞初制覇(東海S(GⅡ))するとその後重賞を2つ勝利した。8歳となる今も現役を続けている。
生涯獲得賞金は3億1119万円(7月19日現在)。回収率は200%近くとなっている。



よく社台の高額馬は走らないというけど本当なんでしょうか!?
過去1億円以上で募集された馬で回収できたのはドゥラメンテ、ワールドエース、リルダヴァル、キングスエンブレム、レットバトラー、スウィフトカレント、フィレンツェ、ソリタリーキング、ルーラーシップ この9頭。なんだ意外にいるじゃんて感じですね!
だから別にまったく走らないというわけじゃないと思います。中には走る馬もいるけど走らない馬も多いっていうのが適当な表現かな。


高額馬は当てるとデカイけど外れてもデカイですよね。まさにハイリスクハイリターン。
私も何頭か高額馬持ってるけど果たして期待通り活躍してくれるかどうかシラー
たとえ走らなかったとしても覚悟は出来てますし平気です。まあ悲しいというか惨めな気持ちにはなるでしょうけどね。
いつかルーラーシップ級の馬をいや、それを超えるような馬を引き当ててみたいですねビックリマーク