ヴィクトリアマイルの本命候補 | 馬券を極めて自由になりたい

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【波平の注目馬】
中央競馬全レースの中から厳選狙い馬をピック。無駄なレースに手を出さない者が最後は勝つ!?

人生いいことばかりは続かない。

NHKマイルCのルメールがまさにそれ。


グランアレグリアは置きにいく形で対抗にはしたけど、まず頭はないと思っていたし、先週の天皇賞の結果の流れから、勝つとしたらデムーロだろうと思っていた。ブログでもグランアレグリアの死角を取り上げ、終わってみて読み返すとなかなか説得力がある(笑)

 

しかし、実際にはその後、Youtubeや予想番組を見るにつれ、「やっぱりグランアレグリア強いか、調教も抜群らしいしな、なんだかんだルメールだし3着には来るか」などとブレ始めるのが悪い癖。

 

当初は高評価していたケイデンスコールも印の末端付近に置くのがやっとというていたらく。当初は無印だったクリノガウディーやプールヴィルをどなたかの説得力のある見解を拝聴して、「確かにこれはあるかもしれんぞ」と印を打つのみならず、自分で見出していたケイデンスコール以上に評価してしまう軸のなさ。

 

一応、印通りに馬連だけはゲットしたが、当初の自信が揺らいでの豆券だったし、何とかひっかけたというのが正直なところ。

 

両雄並びに立たずの言葉通り、2強が強調される時ほどその牙城はもろいもの。片方を信頼、片方の死角を見抜いていたなら、もう少し買っても良かったんじゃないか…といつもながらの後悔。

 

他人の見解に流されたことも反省。この点は本当に成長が見られない。ならYoutubeや予想番組を見なければいいじゃんという話だが、そうはいかないしねぇ。今後は鉄の意志を身につけるしかない。

 

 

3着のカテドラルに関しては臨戦的にないと思っていたので、3連複を逃したのは納得しているが、それでも当初の見立て通り、ケイデンスコールを2列目に置いていれば、3列目は手広く置くので、3連複もせしめることができていたかもしれない。その点からもケイデンスコールの評価を下げたことが悔やまれる。

 

ケイデンスコールは新馬戦でアドマイヤマーズと接戦していた馬、これは要チェック馬や!と当初は思っていたにも関わらず、買う段になるとそれをすっかり失念してしまっている不思議。8枠だったのも心象に影響したか。8枠の2頭が一緒に来るかね?みたいな根拠のない弱気が生じたし。

 

ただ、よくよく考えるなら、8枠の1頭がくるバイアスならもう1頭が来てもおかしくなと考えないといけなかったかも。枠がそこまで影響する条件ではないと分かっていながら、何となく内枠のクリノガウディー、プールヴィルの方に色気がいってしまったのも動機が不純で。

 

 

そんなこんなで馬券ってのは、他者の意見や関係者コメント、枠順、追い切りなどいろいろな罠を仕掛けてくるね。それらをくぐり抜け、自分を貫き通せる人が、当たるにせよ、例え外れるにせよ、真の勝者なのではなかろうか。自分もそうなれるよう精進あるのみ。

 

 


そんな流れからの今週だが、いまの段階なら素の状態で予想ができる。もちろん今の段階でガチガチに予想を固めてしまうのも愚策ではあるが、いつものように週初めのざっくりな検証を進めていこう。

 

 

本命候補はすんなり決まった。

この馬なら勝って納得、負けても悔いなしという馬。

 

それは、ラッキーライラック

 

 

この馬の出走した阪神牝馬Sは、ヴィクトリアマイルの直結レースとなっており、今年もまず確実に1頭、まともなら2頭ぐらい絡んでくる可能性が高い。

 

ここ数年は阪神牝馬Sで馬券になった馬がそのまま本番でも活躍するケースが目立っているが、今年は9着馬までが0.3秒差に収まる大混戦。

 

展開による面も大きかったので、着順の良かった馬を鵜呑みにするのではなく、能力面、適正面、臨戦過程(上昇度)等からピックすると、必然ラッキーライラックが浮上する。

 

前走時のラッキーライラックは1.5倍の断然人気だったが、ブログでも危険視したように懐疑的に見ていた。巷では叩き2戦目で更に上昇などという見解がなされていたが、今回(阪神牝馬S)は反動が出てもおかしくないなと。

 

 

NHKマイルCのグランアレグリアもそうだが、叩き2戦目だから更に上昇するという見立てがプロ予想家においても多数散見されていたが、競馬はそんな単純なものではなく、私からしてみたら、また騙されてるなどと思ったりもするのだが、まぁそういう見立てもあるからこそ他馬のオッズもつくのでそれはそれでいいとして、とにかくハイパフォーマンス後の叩き2戦目の罠には気をつけたい。

 

そんなわけで前走のラッキーライラックはスムーズさを欠いたにしても、はなから走れる態勢にはなかったと思っているので、だからこそ直線も苦しそうにモタれる面を見せていたのではないか。

 

結果的に騎手がヘマしたから負けたという心象が残ってしまったので、今回も人気が落ちそうにないのは残念だが、さすがに一倍台の圧倒的な人気にはならないだろう。

 

であれば、前走は臨戦過程で評価を下げただけで、能力的にはメンバー随一と評価している馬であるし、阪神牝馬組で最も上昇度の高い馬だとも思っているので、本命にしない手はないだろう。

 

一度リズムを崩したオルフェ―ヴル産駒に一抹の不安は確かにある。それと今の東京の速い馬場に関しては、より適性の高い馬がいることも承知している。

 

それでも、クラシック戦線での実績、当コースでの重賞制覇、おろされていてもおかしくない石橋脩騎手のリベンジ騎乗…買いの要素にいとまはなく、ここは悔いなき本命となりそう。

 

 


能力的にラッキーライラックに唯一互せる存在といえばアエロリットだろう。事実、牡馬混合のG2以上のレースで連対しているのは、この2頭以外ではレッツゴードンキだけ。さすがにここでのドンキの一発は難しい。

 

アエロリットも2番人気だったマイルCSでは危険視した。これも鮮やかに毎日王冠を勝ち、ムーア騎乗ということもあって過剰人気となったが、そうは甘くない。

 

当時は悪い臨戦過程、合わない舞台での敗戦なので度外視できるし、異国のダートを走った前走などマイルCS以上に度外視できるもの。そもそも何でそんなレース使ったの?という感すらするし、サンデー会員からしたら、完全に無駄づかい。その借りはこの春のG1のいずれかで返してもらいたいはず。ただ、この馬の場合、前走が米国遠征という点は気がかりで▲評価。真の狙いが安田記念か今回かも定かではないからね。

 

 

間に割って入る○評価馬はディープインパクト産駒のいずれかでいいだろう。

 

実はNHKマイルCでも当初はアドマイヤリードから2列目にロードカナロア産駒を置いたフォーメーションを組もうと思っていた。最終的にそれを翻してしまったが、案外こうした単純な買い方もいいかもしれない。

 

ここはディープが7頭もいるので、まず1頭は馬券に絡んでくるだろう。完全にリズムを崩したワントゥワン以外はどの馬だって侮れない。直線不利があって0.3秒しか負けていないサトノワルキューレだってまだ不気味なくらいだ(ウチパクなので多分厳しいが)。格上げでここに挑んできたらサウンドキアラだって無視はできない。

 

まあ常識的には、ミッキーチャーム、プリモシーン、レッドオルガ、カンタービレあたりから上位評価馬を選ぶことになるだろうが、完璧な競馬をしたミッキーチャームよりもレッドオルガ、カンタービレを上位に取るのが妥当かな。

 

プリモシーンは数少ない牡馬相手の重賞タイトルを持つ馬だが、ダービー卿からの臨戦がどう出るか悩ましいところ。3歳牝馬ながら古牡馬を下した関屋記念の臨戦からじっくり間隔を取って臨んだ秋華賞は惨敗。ただ、当時はコース適正のなさもあった。今回の府中マイルはおそらくベスト。ただ、臨戦自体に微妙なところもあってもう少し悩みたい。

 

 

 

※昨日書いた記事が消えたが復旧できたので、これは昨日書いたものです。

 

 


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