from: はーまつのシェアオフィス
この週末、選挙があったのですね。
自分の地元である浜松市では、
市長選・県議選・市議選とありました。
4年に1度の統一地方選挙です。
土曜の20時まで選挙カーが走り、
名前やお願いを連呼していました。
「
最後のお願いにやってきました~
あとひと押し、○○町のみなさまにお願いです、
○○○(候補者名)を男にしてください!
」
そこで思ったんですね。
え?なんで?
なんで俺が、
あなたを男にしなければならないの?
…
これって、商品やサービス売る時に
相手に対して起こしていませんか?
なぜ、俺なのだ??
という部分の、理由ですね。
たぶん候補者は、
明確に答えられないでしょうね(笑)
ここが説明付くと、
(しかも相手が納得できるかたちで)
一氣に掴むことができます。
選挙を例にとれば。
ここはなかなかハードルが難しいですね。
なんせ有権者のほとんどが、
無関心 だからです。
何も変わらないと思っているからです。
なので、
候補者がいくら訴えても、
良いことを言っても、
誰が出てきても、
動かない。
※投票率を見れば一目瞭然
そもそも候補者の人となりを
見る機会すら分かりません。
こんななかで、
結局判断する材料がなければ
人が取る選択は2つしかない!
と思っています。
その1.
イメージで選ぶ
なんとなく良さそうだなぁ~
見た目がいいなぁ~、ちゃんとしてるなぁ~
やる氣ありそうだなぁ~
そこには、選ぶ当人の過去イメージが
全てを決めています。
これは、正しい選択できませんよね。
で、その2.
そもそも選択しない
分からないことは、やらないということです。
知らないことや関係ないことは、
面倒だからやらない。
やっても自分に益がないからやらない。
政治というのはイコール生活に直結するものですから、
「関係ない」なんてことはないんです。
(セールスコピーはそういうとこ得意)
そうすると、
身近なことに置き換えて、
繋がりを示すこと
が大事になってくるんじゃないでしょうか。
「ふ~ん」
「そうなんだ」
「へぇ~」
ここから始めていくこと。
興味無い人にそこを作っていくには、
とっても時間がかかる!
ってことがなんとなく伝わりますでしょうか。
地元はーまつ市では、
日本全国で悪名高き、
水道事業の民間企業への売却
を画策してるわけです。
これが行われるとどうなるか、
良い面悪い面での検討や議論がなされぬまま、
住民の反対で「無期延期(中止じゃない)」
となりました。
そしてこういう争点を巧妙に隠しつつ、
選挙がおこなわれる。
イメージ戦略ですね。
ま、こういうのに呑まれてしまう、
有権者ならば自業自得ですが…
こうした身近な生活を争点にして、
いろんな角度で検討する場は必要ですね。
「結論ありき」で進むことが多過ぎる!!!
せめて商品やサービスを売るときは、
こうした「結論ありき」じゃなくって
ゴールに向けての積み上げでいきたいものです。
追伸)
こんなときに、選択肢がないのは悲劇です。
商品ラインナップも、
最低限3~4つくらいの
レパートリー用意が要りそうですね。
