from: 自宅
新陳代謝が進む企業は
人材の層が厚くできています。
人材の継続、そして
人材が集まるだけの魅力を伝えきる。
前回の話:
人材の継続性をつくる。
企業の内側はこれで固まって、
じゃあ次は外側はどうかってところです。
前回に続き、今回は残りの2つです。
②ファンの継続性
プロレスも世代交代で新陳代謝が起き、
およそ10年単位で中心となるエースが出てきます。
そしてその時代に熱狂した20~30代ファンが
子どもを持ち、その子に同じ熱を伝えていく。
ファンも団体と共に歩む。
馬場、ブッチャー、ファンクスなどの世代はもう還暦世代。
長州、藤波、鶴田、天龍の世代はアラフィフ世代。
三銃士・四天王だとアラフォー世代。
どの時代もプロレスを魅せてくれました。
ただここに問題が一つある。
それは、
ファンが何かのきっかけで離れていってしまう…
ということ。
中心選手が変わるということは、
今まで応援していたレスラーが一線を退くということ。
そこでファン側も新たなレスラーに
うまく切り替えできて行かなければ
そこで離れてしまう。
これは痛い(> <)
だから次の継続性がとっても重要になります。
それが、
③ストーリーの継続性
昔ならトップレスラーが壁になり、
若手で伸びてきているレスラーと
世代闘争を繰り広げてきました。
そしてそこで若い世代が勝ち、
無事に中心世代へバトン渡せたならば
次にその世代の中でライバルたちの
ストーリーが組まれるのです。
また中堅選手には別のストーリーラインが組まれる。
こうしたストーリーの延長上に試合があり、
試合で雌雄を決するのです。
何コラ!タココラ!
そして結果が出て、
また次の展開へと進むのです。
こうした切れ目ないストーリーが仕上がっていて、
お客さんも楽しめるんです。
今新日本の課題は③じゃないかって
自分は感じていますね。
その理由は、
一つはライトな層をどう次へ引き込んで行くか?
流行りは必ず廃れる、いかにコアなリピートを増やすか。
もう一つは今の路線に馴染めない、
一度離れてしまったコアファンをどう取り戻すか。
従来のコアなファンは今の在り方に
割りと不満持ってる人が多い。
コアファンが去り、
ライトな客が飽きてしまうと…
一氣にファンを失いますから。
自分も久しぶりにライブで観戦して、
「やっぱ臨場感あるなぁ、良かった」
と思いましたんでね。
ファンの継続性を作るに足る、
ストーリーの継続性。
ここが起点になるんじゃないでしょうか。
これをまず中心に作ってまいりましょう。
さしずめセールスコピー的用い方なら、
「商品背景となぜそこに至ったか」
ここからではないでしょうか。
あなたは明確に「これだ!」と
力強く話せますか?^-^

