だって、好きだから最高を求めるんだもん。

 

from: 自宅

 

 

田中マー君とそっくりな、

新日本プロレス所属の KUSHIDA 選手。

ジュニアヘビー級で IWGP 王座を6度戴冠している

トップレスラーの一人です。

 

 

そんな彼が今回の契約更改で、

新日本プロレスを退団します。

新日本プロレスといえば、

日本のプロレス業界最強かつ今一人勝ちの団体。

 

言ってしまえば、

業績 V 字回復した業界ナンバーワン企業の

役職者的ポジションに彼は居る。

外様で来たのに期待も処遇も手厚い。

 

 

 

なのにそんな環境を擲ってしまうのは、

なぜなんだろう?って思いますよね。

 

 

 

 

 

 

少々彼の経歴を。

元々は総合格闘技でデビューしているんです。

幼少期から大のプロレスファンで、

特に武藤敬司の大ファン。

すでに小学生の時ムーンサルトプレスができたそうなんですよ!

 

 

そして実家の近所に高田延彦の道場ができ、

「これは運命だ!!!」と入門し通い詰めて

格闘技やプロレス業界に入っていたんですね。

 

 

 

 

 

 

そしてプロレスへの転向。

大学時代に休学してメキシコへ行き、

トレーニングしてデビューするぐらい

プロレスが好きだった。

 

 

そして和多志もかなり観に行った

「ハッスル」という団体のオーディションを受け、

日本でプロレスラーとして活動を始めました。

 

 

その後、世界最高峰の団体 WWE で活躍した

TAJIRI選手の下で力をつけて

国内トップ団体の新日本プロレスに移籍をしたって話しです。

 

 

 

 

 

 

新日本に来た時も

「お客さんとも勝負したい」

と言い、自分を磨いていった KUSHIDA 選手。

 

 

そんな新日本プロレス在籍8年から今回、

世界最高峰への挑戦をするとのこと。

通常なら新日本でこれだけ結果出してきて

人氣レスラーになったのだから、

トップでずっと走れるわけです。

 

 

 

でもそれを選ばない。

海外でもレジェンドになってる

獣神サンダーライガーさんにも

相談をしたそうです。

 

 

そして最後は、自分で決める。

 

 

 

 

何一つ不満がなくて

何一つ辞める理由がないのに、

なんで退団という決断をしたのだろうと

自分が一番呆れているんですけど、

命を授かったからには

新しいことを作ることも大事

 

 

すべてが終わったというよりも

明日から走り出さないと

「これはやばいことになるぞ」

という期待感と、不安もあります。

でも

「早く走り出さないと!」

というワクワクでいっぱいです。

 

 

 

KUSHIDA 選手がここまで来たのも

幼少期からの思いとそこから湧き出る

行動を見ればヒントがたくさんありますよ。

 

 

 

好きなことを、

そしてそこへ進む環境ができたことに対し

一点の曇りなく「運命だ」と感じることができること。

 

 

発展する段階の時に、

優れた師匠について行ったこと。

 

 

そして最後

好きだからこそ、究めたい。

究めた先に、極め在り。

 

 

自分が描く極限に向けて

好きなことを極めることができるからこそ

”やめる”のではなくて

”進む”になるんじゃないかなと思いました。